「この古さでは売れない」と思ったら|柏の一戸建て、買取に出す前の5つのチェック
台風が過ぎた朝、柏で長く暮らしてきた家の2階で、天井の茶色いしみがまた少し広がっていました。廊下に置いたビー玉は、いつも同じほうへ転がっていきます。「駅の近くに移ろうか」と夫婦で話しても、最後はこう落ち着いてしまう。「でも、こんな古い家、誰も買わないよね」。
先にお答えすると、古さや傷みがあるからといって、売れないとは限りません。不動産会社に直接買い取ってもらう「買取」なら、雨漏りや傾きを直さないまま、今の家で査定を頼めます。その前に確かめたい5つのことを、千葉県我孫子市に本社を置く晃南土地の編集部が、順番にお伝えします。読んでいただきたいのは、千葉県柏市の古い一戸建てに、長く暮らしてきたご夫婦です。晃南土地は1991年に設立し、2015年からは買取りも手がけています。
読み終えるころには、次の3つが分かります。
- 雨漏りや傾きがある家が、買取でどう見られるか
- 買取に出す前に、ご夫婦で確かめたい5つのこと
- 相談の前に用意しておくと、話が早く進むもの
まだ売ると決めていなくても大丈夫です。柏の古い一戸建ての買取について「晃南土地」に相談するから、今のお住まいの様子をお聞かせください。ご相談は無料です。
柏の古い一戸建ては売れる?仲介と買取の違い
この章の要点
- 雨漏りや傾きがあっても、買取なら今のままで査定を頼める
- 仲介は一般の買い手を探す売り方、買取は不動産会社が買い手になる売り方
- 値段は仲介より低めになりやすいが、早さと手間の少なさが違う
古くて傷んだ一戸建ても、売り方を選べば、今のままで手放す道があります。
家の売り方は、大きく2つに分かれます。一つは仲介です。不動産会社が窓口になり、家を探している一般の方に買ってもらいます。もう一つが買取で、不動産会社が自ら買い手になります。
古い家で差が出るのは、買い手の見方です。一般の方は、買ったその日から安心して住める家を探しています。雨漏りや傾きがあると、直す費用を心配して、話が進みにくくなりがちです。
一方、買い取る会社は、買ったあとに直すか、取り壊すかを考えたうえで値段を出します。傷みは「直す費用の見込み」として値段に入るので、今のままでも査定ができます。晃南土地の買取ページでも、築年数が古い物件や再建築不可の物件について、「積極的に買取対応」としています。
| くらべること | 仲介 | 晃南土地の買取 |
|---|---|---|
| 買い手 | 家を探している一般の方 | 晃南土地 |
| 雨漏りや傾き | 直すか、値段を下げるかを考えることになりやすい | 今のままで査定の対象になる |
| 家に人が来る回数 | 買い手が決まるまで、何度か案内することもある | 査定で伺う(資料だけで見る査定もある) |
| 家具や家電 | 片付けてから引き渡す形がよく見られる | そのままの状態でも相談できる |
| 仲介手数料 | 売れた値段に応じてかかる | 不要 |
| 売ったあとの責任 | 個人どうしでは、期間を区切って負うと決めることもある | 免責(知っていて伝えなかった傷みは別。チェック2で説明) |
| 売れるまでの期間 | 買い手しだいで、数か月かかることもある | 最短5日から2週間が目安(状況によって異なる) |
| 値段 | 買い手しだいで、高めに売れる可能性がある | 仲介で売れた場合より、低めになりやすい |
※値段の行は買取の一般的な傾向、ほかの行は晃南土地の買取ページの記載によります。
表のとおり、買取は値段の高さより、早さと手間の少なさを取る売り方です。
よくあるのは、こんな場面です。仲介の相談で「このままだと買い手がつきにくいので、直すか取り壊すかですね」と言われた。どちらも費用がかかり、決めきれないまま季節が過ぎていく。そんなときは、買取の値段も並べると、考えやすくなります。
晃南土地は、仲介と買取の両方を手がけています。買取ページでは、我孫子と並んで柏を、買取の「超強化」エリアとしています。どちらで売るかを決める前の段階から、ご相談いただけます。
次に読むならこれ:『柏で不動産を売るなら”仲介”と”買取”どちらが得?違いと使い分けガイド』。仲介と買取をどう使い分けるかを、もう少し詳しく整理しています。
買取の全体の流れは『相談から入金まで|柏市の不動産買取、5ステップで丸わかり!』に、建物を壊して土地として買い取る場合の値段の出し方は『家一軒には広すぎる土地|柏の土地買取、値段は「分譲の計算」で決まる』にまとめています。
買い取られた家はどうなる?直して売るか、土地にするか
この章の要点
- 買い取った会社は、家を直して売るか、取り壊して土地として売るかを考える
- どちらになるかで、値段から差し引かれる費用が変わる
- 雨漏りや傾きの程度は、どちらの道になるかにも関わる
買取の値段は、「買ったあと、この家をどう生かすか」から考えられます。道は大きく2つです。
1つ目は、直して売る道です。屋根や水回りなどに手を入れて、住める状態にしてから、次に住む方へ売ります。2つ目は、建て替え用の土地にする道です。古い家を取り壊し、新しく家を建てたい方へ、土地として売ります。
| くらべること | 直して売る | 建て替え用の土地にする |
|---|---|---|
| 値段から差し引かれる主な費用 | 屋根・外壁・水回り・床などを直す費用 | 取り壊しと、更地にする費用 |
| 値段がつきやすい家 | 骨組みがしっかりしていて、直す範囲が読める | 土地の形がよく、前の道に十分に接している |
| 値段が下がりやすい家 | 傷みが骨組みまで及び、直す費用が読みにくい | 前の道が狭いなど、建て替えに条件がつく |
取り壊しの費用は、家の大きさしだいです。買取ページでは、木造の解体費用の相場を「5万円/坪」程度としています。仮に30坪の木造の家なら、取り壊しだけで150万円ほどの計算です。あくまで仮の数字で、実際の費用は家ごとに違います。
直して売る道にも、見込んでおく点があります。2025年4月から、木造2階建ての家でも、大がかりな直しには建築確認が要るようになりました。
建築確認とは、工事の前に、計画が法律に合っているかを審査する手続きです。ここでの大がかりな直しとは、柱や壁、屋根など家を支える部分のどれかを、半分を超えて直す工事のことです。その分、直すまでの手間と時間を見込むことになります。
よくある場面で考えましょう。雨漏りが長く続き、屋根の下地や柱まで傷んでいる家は、直す費用が大きくなりがちです。その場合は、土地として見られやすくなります。反対に、傷みが一部の部屋に限られ、骨組みがしっかりしていれば、直して生かす道も考えられます。
晃南土地は、リノベーションや土地の分譲も手がけています。直して生かすか、土地として生かすか、どちらの見立てになりそうかも、査定のときにお尋ねください。
次に読むならこれ:『我孫子の「古家付き土地」どう売る?解体vs現状渡しの損得比較と2026年の最適解』。我孫子の記事ですが、取り壊すか、家を残したまま売るかの損得の考え方は、柏の家にも通じます。
買取に出す前の5つのチェック|早見表
この章の要点
- 確かめるのは「名義と境界」「傷み」「前の道」「住宅ローン」「次の住まいと引渡し」の5つ
- どれも、値段か引渡しの日に関わる
- 全部そろっていなくても、相談は始められる
ここからが、買取に出す前の5つのチェックです。先に全体を表で見ておきましょう。右の列は、晃南土地に任せられる段取りで、買取ページの記載をもとにしています。
| チェック | 見るもの | 何に関わるか | 晃南土地に任せられること |
|---|---|---|---|
| 1 名義と境界 | 登記の名義と住所、となりとの境目の目印や図面 | 契約を結べるか、土地の広さ | 相続登記などが要るときの、司法書士などの専門家との連携 |
| 2 傷みの書き出し | 雨漏り・傾き・シロアリ・水回り、修理の記録 | 直す費用の見込み | 訪問査定(無料)で、傷みも見たうえで値段を出す |
| 3 前の道 | 道の幅、接している長さ、私道かどうか | 建て替え用の土地としての値段 | 再建築不可の家も、買取の相談ができる |
| 4 住宅ローン | ローンの残り、担保の登記が残っていないか | 代金で返しきれるか | ローンが残る場合の、精算の方法と手続きの相談 |
| 5 次の住まいと引渡し | 移る先、時期、残していく家具 | 引渡しの日、仮住まいの要否 | 引っ越し先や仮住まいの手配・紹介 |
順番には意味があります。1と4は、そもそも売る契約を結べるかに関わります。2と3は値段に、5は日程に響きます。
全部を調べ上げてから相談する、と考えなくても大丈夫です。「権利証がどこにあるか分からない」という段階でも、分かるところから一緒に埋めていけます。
次に読むならこれ:『柏市で不動産を売却したい方必見!最新相場・売却の流れ・成功ポイント徹底ガイド』。柏で不動産を売る流れと相場の見方を、仲介も含めて一通りまとめています。
チェック1:家と土地の名義、となりとの境目
この章の要点
- 家と土地の名義が、今のご夫婦になっているかを確かめる
- 土地だけ亡くなった親の名義のまま、ということもある
- となりとの境目は、目印と図面の両方で見る
最初に確かめたいのは、家と土地の名義です。売る契約を結べるのは、登記の上の持ち主だからです。
名義は、登記事項証明書(登記の内容を写した書類)で確かめます。手元の固定資産税の納税通知書でも、おおよその名義は分かります。
長く住んできた家では、次のような場面がよく見られます。
| 名義の状態 | 売る前に要ること |
|---|---|
| 夫か妻、どちらか一人の名義 | 名義の方が契約する。家族の話し合いは先にしておく |
| 夫婦二人の共有 | 二人そろって契約する |
| 土地だけ、亡くなった親の名義のまま | 先に相続登記(名義を相続した人に移す登記)をする |
| 登記の住所が、前に住んでいた所のまま | 売る前に、住所を変える登記をする |
| 増築した部分が登記に載っていない | 登記を直すか、扱いを相談する |
相続登記は、2024年4月から義務になりました。相続で家や土地を受け継いだと知った日から、3年以内に申請する決まりです。2024年3月以前の相続でまだの場合は、原則として2027年3月31日までが期限です。詳しくは相続登記の申請義務化について/法務省をご覧ください。
住所を変える登記も、2026年4月から義務になりました。住所が変わってから2年以内に申請します。2026年3月以前の変更でまだの場合は、2028年3月31日までが期限です。こちらは住所等変更登記の義務化について/法務省にまとまっています。
次は、となりとの境目です。境界(となりの土地との境目)がはっきりしないと、土地の広さが読めず、値段を決めにくくなります。
まず、土地の角に境界標(コンクリートの杭や金属のプレート)があるかを見ます。次に、家を買ったときの書類に、測量図や境界の確認書がないかを探します。
測り直しが要るか、その費用をどちらが持つかは、買取の条件として最初に確かめたい点です。買取ページの仲介との比較では、確定測量や解体などについて「売却時にかかる諸経費は不要です」としています。ただし「場合によっては一部ご負担が発生することもあります」との注記つきです。
相続登記のように名義を移す登記が要るときは、晃南土地が司法書士などの専門家と連携して進めます。
次に読むならこれ:『相続した柏の家を売る前に|境界と測量で確認すること』。境界の目印や測量の種類を、資料のそろえ方とあわせて詳しく紹介しています。
チェック2:雨漏りや傾きを、直す前に書き出す
この章の要点
- 買取に出すなら、直す前に「いつ・どこが・どうなったか」を書き出す
- 知っていて伝えなかった傷みは、売ったあとの責任を免れない
- 書き出しがあると、査定の見込みがぶれにくい
買取に出すなら、傷みは直す前に書き出しておくのが先です。直すかどうかは、そのあとで決めても遅くありません。
理由は2つあります。1つ目は、値段の見込みのためです。買い取る側は、傷みの場所と程度から、直す費用や取り壊しを考えます。最初に分かっていれば、契約の直前に値段が変わるといったことを防ぎやすくなります。
2つ目は、売ったあとの安心のためです。買取ページでは、売ったあとの「契約不適合責任」を免責としています。これは、引き渡した家が契約の内容と違っていたときに、売主が負う責任のことです。
ただ、民法には次の決まりがあります(民法の条文/e-Gov法令検索の第572条)。責任を負わない約束をしても、知りながら告げなかった事実については、責任を免れないというものです。知っている傷みを最初に伝えておくことが、ご自身を守ることにもつながります。
書き出しておきたいことを、チェックリストにしました。
- □ 雨漏り:場所、気づいた時期、雨や風の強さとの関係、直したかどうか
- □ 傾き:床の傾き、戸やふすまの閉まりにくさ、外壁や基礎のひび
- □ シロアリ:被害や羽アリを見たか、予防の工事をした時期
- □ 水回り:水漏れや詰まり、においが気になる場所
- □ 設備:給湯器・エアコン・換気扇などで、動かないもの
- □ 外まわり:塀の傾き、雨どいの外れ、瓦のずれ
- □ これまでの修理:時期と内容、頼んだ会社、領収書や写真の有無
台風や長雨のあとは、雨漏りに気づきやすいものです。たとえば「2階北側の和室。横なぐりの雨のあとに、天井の角にしみが出る。10年ほど前に一度直した」。このくらいの書き方で構いません。
書き出したメモは、訪問査定のときにお見せください。うまく言葉にできない傷みも、その場で指さしていただければ伝わります。
次に読むならこれ:『柏市で築30年の一戸建てを売る方へ|建物の値段と売る前の準備』。仲介で売る場合の、傷みの伝え方を紹介しています。買取と比べるときの参考になります。
チェック3:前の道に、2m以上接しているか
この章の要点
- 家を建てる土地は、建築基準法の道路に2m以上接している必要がある
- この条件を満たさないと、建て替え用の土地としての値段がつきにくい
- 道の幅が4m未満でも、敷地を少し下げれば建て直せる場合がある
3つ目は、家の前の道です。目立たないところですが、買取の値段を大きく左右します。
建築基準法では、家などの敷地は、道路に2m以上接していなければなりません(第43条)。この条件を満たさない土地では、今の家を取り壊すと、原則として新しい家を建てられません。いわゆる「再建築不可」です。
買い取られた家の2つの道で言えば、建て替え用の土地にする道が選びにくくなります。直して売る道でも、買い手が限られやすく、値段は低めになりがちです。
道路は、原則として幅4m以上のものを言います(第42条)。ただ、古くからの住宅地には、幅4m未満の道も見られます。そうした道のうち、昔から家が建ち並び、市が指定したものは道路とみなされます。これを2項道路と言います。
2項道路では、道の中心から2m下がった線までを、道路として扱います。簡単に言うと、敷地を少し道路側に譲れば、建て直せる道が残るということです。これをセットバック(敷地を道路側に下げること)と言います。条文は建築基準法/e-Gov法令検索で読めます。
| 前の道の様子 | 買取での見られ方の目安 |
|---|---|
| 幅4m以上の道路に、2m以上接している | 建て替え用の土地としても見やすい |
| 幅4m未満の2項道路に接している | 敷地を下げる分、使える広さが減ることを見込む |
| 私道に接している | 持ち分や、通行・工事の取り決めがあるかも見る |
| 接する長さが2m未満、または道路でない道に面している | 建て替えられない前提で、値段と売り方を考える |
たとえば、細い通路の奥に建つ家の場合です。通路の幅や長さによって、建て替えられるかどうかが分かれます。親の代から「この道では建て替えられない」と聞いていた家でも、調べ直すと2項道路だった、ということもあり得ます。
建て替えられないと言われた家でも、あきらめるのはまだ早いかもしれません。再建築不可の家も、買取の相談ができます。前の道については、「通路の幅は、このくらい」と分かる範囲で教えていただければ、話が早く進みます。
次に読むならこれ:『柏で再建築不可の家や土地を持つ方へ|売り方と買取の選択肢』。建て替えられないと言われた方に向けて、確かめ方と5つの売り方を比べています。
チェック4:住宅ローンは、いくら残っている?
この章の要点
- ローンが残っていても、買取の代金で返して売ることはできる
- 返し終えていても、担保の登記が残っていることがある
- 代金で返しきれないときは、手持ちのお金で補う
4つ目は、住宅ローンです。ローンが残っていても、家を売ることはできます。買取ページのよくある質問でも、「ローンがあっても売却は可能です」としています。残りは、売った代金や貯蓄で精算する形です。
ここで鍵になるのが、抵当権です。簡単に言うと、ローンを借りたときに、家と土地を担保にする権利のことです。抵当権が残ったままでは、買い手は安心して家を受け取れません。そこで決済の日には、代金でローンを返し、抵当権を消す手続きを同じ日に進める形がよく見られます。
確かめる順番は、次のとおりです。
1. 返済予定表や残高のお知らせで、今のローンの残りを見る
2. 登記事項証明書で、抵当権が残っていないかを見る
3. 査定の見込みとローンの残りを比べ、代金で返しきれるかを見る
気をつけたい場面もあります。ローンを何年も前に返し終えたのに、抵当権の登記だけが残っている場合です。返し終えたときに受け取った書類で、消す手続きをしないままになっていることがあります。書類が見当たらなくても、慌てずにそのままご相談ください。
| 売れる見込みとローンの残り | 進め方の目安 |
|---|---|
| 見込みのほうが多い | 代金でローンを返し、残りが手元に残る |
| ほぼ同じ | 登記などの諸費用の分を、手持ちのお金で補うことがある |
| ローンの残りのほうが多い | 足りない分を、貯蓄などで補う |
お金の流れを、仮の数字で追います。買取の値段が1,000万円で、ローンの残りが200万円なら、返したあとに800万円が残ります。そこから登記などの費用を引いた額が、手元に残るお金です。
抵当権を消す登記にも、費用がかかります。チェック1で触れたとおり、売主に一部の負担が出る場合もあります。どこまでが売主の負担になるかは、査定のときに聞いておくと安心です。
ローンが残っている場合の精算の方法や手続きも、晃南土地にご相談ください。登記の手続きは、司法書士などの専門家と連携して進めます。
次に読むならこれ:『住宅ローンが残っている柏の家を売るには|残債・アンダーローンの対処』。代金で返しきれないときの選択肢まで、ローンが残る家の売り方を整理しています。
チェック5:次の住まいと、引渡しの時期
この章の要点
- 「どこへ、いつ移るか」で、買取の進め方が変わる
- 家具や家電を残したまま引き渡す相談もできる(買取ページの記載)
- 税の特例には、住まなくなってからの期限がある
最後は、次の住まいと、家を引き渡す時期です。住み替えでは、ここが一番悩ましいところかもしれません。
買取の良さは、日程の見通しを立てやすいことです。買取ページのよくある質問では、査定から売却完了まで「最短5日から2週間を目安」としています。状況によって異なる、とも書かれています。買い手を探す期間がない分、次の住まいの予定に合わせやすくなります。
住み替えの順番は、大きく3つに分かれます。
| 進め方 | 向いている場合 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 次の住まいを先に決める | 子どもの家の近くなど、移る先が決まっている | 移るまでの間、二つの住まいの費用がかかることも |
| 先に売って、仮の住まいに移る | 売った代金を見てから、次の住まいを決めたい | 引っ越しが2回になる |
| 売ったあとも、しばらく住み続ける | 住み慣れた家を急に離れたくない | 家賃などの条件を、よく確かめる |
3つ目は、リースバックと呼ばれる方法で、売ったあとに家を借りて住み続けます。
住み替えに関わる手伝いとして、買取ページでは次のことを案内しています。
- 引っ越し先や仮住まいの手配・紹介(賃貸の住まいの紹介から、短い間の仮住まいの提案まで)
- 売ったあとも住み続けられる、リースバックの相談(よくある質問での案内)
- 不用品の処分不要(家具や家電などが、そのままの状態でもよい)
荷造りで頭を抱えるのが、長年使ってきた家具や家電です。次の住まいに持っていく物だけを選べば、片付けの負担はぐっと軽くなります。
税金のことも、一つだけ押さえておきましょう。「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例」です。簡単に言うと、住んでいた家を売ったとき、条件を満たせば、利益から最高3,000万円を差し引ける特例です。ただし、住まなくなった日から3年がたつ年の12月31日までに売る、という期限つきです。
使うには確定申告が要ります。詳しくはNo.3302 マイホームを売ったときの特例/国税庁をご覧ください。使えるかどうかは、税理士などの専門家と連携して確かめます。
遠くに住むお子さまにも、話に加わってほしいことがあるでしょう。そんなときは、お子さまのスマートフォンから晃南土地のLINEで売買部に相談することもできます。ご夫婦の代わりに、まずは様子を聞いてもらう使い方でも構いません。
次に読むならこれ:『住み替えで柏の家を売って買う|売り先行・買い先行の選び方』。売るのと買うのをどちらから進めるかを、お金のつなぎ方とあわせて比べています。
相談の前に用意するものと、聞かれること
この章の要点
- 書類は、分かる範囲でそろえれば大丈夫
- 聞かれるのは、家の場所や名義、住んでいるか、希望の時期など
- 来店しなくても、電話やオンラインで相談できる(買取ページの記載)
相談の前に、すべてをそろえなくても構いません。次のものが手元にあると、話が早く進みます。
- □ 登記済証(権利証)または登記識別情報通知
- □ 固定資産税の納税通知書(課税明細書)
- □ 家を買ったとき・建てたときの書類(図面、建築確認の書類など)
- □ 測量図や、境界の確認書
- □ チェック2で書き出した傷みのメモと、修理の記録
- □ 住宅ローンの返済予定表や、残高のお知らせ
- □ 次の住まいの希望(場所、時期、持っていく物)
相談のときに聞かれることと、伝えておくと話が早いことも、表にしました。上の4つは、買取ページの査定の申し込み欄にある項目です。
| 聞かれること | 答え方の例 |
|---|---|
| 家の場所と種類 | 柏市の住所、一戸建て |
| 今も住んでいるか | 住みながら売りたい |
| 名義 | 夫婦の共有、土地は親の名義のまま など |
| 査定の方法 | 家に来てもらう訪問査定か、資料で見てもらう机上査定か |
| 希望の時期 | 来年の春までに移りたい など |
| 家族の考え | 子どもにも話しているか |
買取ページに載っている流れは、次の4段階です。
1. お問い合わせ(電話やオンラインでも相談できる)
2. 無料査定(訪問査定か、机上査定)
3. 査定報告
4. 契約・決済(金額と条件に納得されたうえで)
この流れの中で、晃南土地に任せられる段取りは次のとおりです。どれも、買取ページで案内している内容です。
- 訪問査定か机上査定での、値段の見込み(査定は無料)
- ローンが残っている場合の、精算の方法と手続きの相談
- 相続登記などが要るときの、司法書士などの専門家との連携
- 家具や家電を残したままの引渡しの相談(不用品の処分不要)
- 引っ越し先や仮住まいの手配・紹介
- 売ったお金の使い方の相談と、税理士などの専門家との連携
ご近所に知られずに進めたい、というお気持ちもあると思います。買取ページでは「秘密厳守」として、周囲に知られずに売却できると案内しています。
買取の中身を先に読んでおきたい方は、「晃南土地」の不動産買取・売却サービスを詳しく見るからご覧ください。どんな人が話を聞くのかが気になる方は、晃南土地のスタッフ紹介もどうぞ。ご相談は無料です。
次に読むならこれ:『子の独立後、柏で老後の住み替え・実家じまいの段取り』。片付けや名義の整理も含めて、住み替えの段取りを順に追えます。
今日から始められる3つのこと
この章の要点
- まずはご夫婦で、「いつまでに、どこへ」を話す
- 家の書類を、一つの袋にまとめる
- 雨や台風のあとに、傷みを写真とメモに残す
1. ご夫婦で「いつまでに、どこへ」を話す
移る先と時期が決まると、5つのチェックのどこから手を付けるかが見えてきます。「来年の春までに」くらいの大まかさで構いません。
2. 家の書類を、一つの袋にまとめる
権利証、納税通知書、建てたときの図面、ローンの書類を集めます。見つからない物は、「ない」とメモしておけば大丈夫です。
3. 雨や台風のあとに、傷みを写真とメモに残す
しみの広がりや、戸の閉まりにくさは、日によって変わります。気づいたときに日付と一緒に残すと、査定のときに伝えやすくなります。
決めたことは、お子さまにも伝えておくと安心です。家族みんなが同じ見通しを持てると、引っ越しの準備も進めやすくなります。
次に読むならこれ:『住みながら売る?空けてから売る?|柏で家を売るときの選び方』。住みながら売るか、先に引っ越すかを、買取やリースバックも含めて比べています。
よくある質問
Q. 買い取られた家は、取り壊されるのですか?
A. 取り壊されるとは限りません。買い取った会社は、直して住みたい方に売るか、取り壊して土地として売るかを考えます。骨組みがしっかりしていれば、直して生かす道もあります。どちらになるかで値段も変わるので、査定のときに見立てを聞いておくと安心です。
Q. 子どもに「雨漏りは直してから売ったら」と言われました。直したほうがいいですか?
A. 買取に出すなら、直す前にご相談ください。土地として売る見込みの家では、直した費用が値段に生きにくいからです。ただ、暮らしに困る雨漏りは、バケツやシートなど、できる範囲で手当てをしておきましょう。直した場合は、時期と内容を書き残しておきます。
Q. 何から始めればいいですか?
A. まずは、家の名義と住宅ローンの残りを確かめるところからです。この2つは、売る契約を結べるかに関わります。権利証や納税通知書、ローンの返済予定表を一つにまとめておくと、相談が早く進みます。
Q. 売ったあとで、もっとひどい傷みが見つかったら、どうなりますか?
A. 晃南土地の買取では、売ったあとの契約不適合責任を免責としています(買取ページの記載)。引き渡したあとに不具合が見つかっても、売主が責任を負わない約束です。ただし、知っていて伝えなかった傷みは、民法の決まりで責任を免れません。気づいている傷みは、査定のときにすべてお伝えください。
Q. 家が傾いているか、自分ではよく分かりません。先に調べてもらうべきですか?
A. いいえ、調べる前にご相談いただいて構いません。買取の査定は、今のままの家を見て値段を考えるものです。戸が閉まりにくい、ビー玉が転がるなど、気になっていることをメモしておけば十分な材料になります。ご相談と査定は無料です。
まとめ
「この古さでは売れない」と感じていても、売れないとは限りません。雨漏りや傾きがある古い一戸建ても、買取なら、直さないまま査定を頼めます。値段は、買い取ったあとに直して売るか、建て替え用の土地にするかで変わります。
買取に出す前の5つのチェックを振り返ります。
1. 名義と境界:登記の名義と住所、となりとの境目を確かめる
2. 傷み:雨漏りや傾きを、直す前に書き出す
3. 前の道:建築基準法の道路に2m以上接しているかを見る
4. 住宅ローン:残りと、抵当権の登記が残っていないかを見る
5. 次の住まいと引渡し:どこへ、いつ移るか、何を残すかを決める
全部がそろっていなくても、相談は始められます。分かるところから、晃南土地と一緒に埋めていきましょう。
買取の中身を先に知りたい方は、「晃南土地」の不動産買取・売却サービスを詳しく見るからご覧ください。
今の家の様子を伝えて、進め方から相談したい方は、柏の一戸建ての買取について「晃南土地」に問い合わせるからどうぞ。
書類を広げて、ご夫婦で対面で話したい方は、総合不動産「晃南土地」我孫子店への来店予約をご利用ください。
まず気軽に聞きたい方や、お子さまから連絡したい方は、晃南土地のLINEで売買部に相談するからどうぞ。
なお、晃南土地は2026年12月に、柏駅から徒歩6分の柏市中央町に柏支店を開業する予定です。来店でのご相談は、開業までは我孫子店で承ります。場所は「晃南土地」柏支店のページでご覧ください。
ご相談は無料です。「まだ売るかどうか決めていない」という段階でも、状況の整理からお手伝いします。
状況別に、次に読む記事
- まだ住み替えるか決めていないなら:『子どもの独立を機に、柏で住み替えを考え始めた方へ|実家サイズ見直しの判断ポイント』
- 住み慣れた家に住み続けながら売りたいなら:『柏でリースバックという選択肢|住み続けながら自宅を売る仕組みと注意点』
- 土地の名義が親のままで、相続も絡むなら:『相続した家を早く現金にしたい|柏で買取を選ぶときの考え方』
企画構成・文/晃南土地 編集部
千葉県我孫子市を拠点に、1991年から地域の不動産に携わる晃南土地株式会社の編集部です。売買・賃貸・賃貸管理・買取り・リノベーションを一社で手がける立場から、柏・我孫子エリアの住まいと不動産の情報を、分かりやすくお届けします。