売却も視野に。我孫子で中古マンションを購入し、リノベーションで価値を高める考え方

- 1. はじめに:なぜ我孫子で「売却」まで見据えた中古マンション購入が賢明なのか
- 2. 不動産の「資産価値」とは?新築マンションと中古マンションの決定的な違い
- 3. なぜ「我孫子」の中古マンションは「価値を高めるリノベ」に向いているのか
- 4. 「価値を高めるリノベ」と「価値を下げるリノベ」の違い
- 5. 資産価値が「落ちにくい」中古マンションの選び方【我孫子編】
- 6. 【深掘り】将来の売却で評価される「価値を高めるリノベ」具体例
- 7. 【深掘り】要注意!「自分好み」が裏目に出る「価値を下げるリノベ」具体例
- 8. 資産価値を最大化する「資金計画」の考え方(リフォーム一体型ローン)
- 9. 「購入」も「売却」もワンストップで。晃南土地が考えるリノベ戦略
- 10. まとめ:我孫子での中古マンション購入は「出口(売却)」から考える
- 11. 我孫子での「賢い」中古マンション購入・リノベ・売却は晃南土地へ
- 晃南土地は皆様からのお問い合わせ・ご来店予約をお待ちしております
1. はじめに:なぜ我孫子で「売却」まで見据えた中古マンション購入が賢明なのか
我孫子市は、都心へのアクセスの良さと手賀沼の豊かな自然が共存する、非常に住みやすい街です。この我孫子で、中古マンションを購入し、自分たちのライフスタイルに合わせてリノベ(リノベーション)する。これは、新築物件よりもコストを抑えつつ、理想の住まいを実現するスタンダードな手法として、すっかり定着しました。
しかし、私たちは「購入して、リノベして、そこに住む」というゴールから、もう一歩踏み込んだ視点を持つことを強く推奨しています。
それが、「将来的な売却(ばいきゃく)」を最初から視野に入れた、「資産価値を高める」ための中古マンション 購入とリノベという考え方です。
人生最大の買い物である「住まい」。しかし、現代では「終の棲家(ついのすみか)」という概念は薄れつつあります。
「子供が生まれたから、もっと広い家に」
「転勤が決まった」
「子供が独立したので、夫婦二人に最適なサイズに住み替えたい」
ライフステージの変化は、誰にでも訪れます。
その時、あなたが購入し、リノベした中古マンションが、購入時よりも「高い価値」で売却できたらどうでしょうか?
あるいは、少なくとも「価値が落ちていない」状態を維持できていたら?
リノベにかけた費用が、単なる「消費」ではなく「投資」に変わるのです。
我孫子という街は、安定した居住ニーズ(=需要)があるため、この「資産価値を高めるリノベ」戦略と非常に相性が良いエリアです。
この記事では、我孫子で中古マンションの購入を検討し、将来的な売却までも見据えて「損をしたくない」「賢く住み替えたい」と考える方へ向けて、その具体的な「価値を高める考え方」について、不動産のプロである晃南土地が徹底解説します。
2. 不動産の「資産価値」とは?新築マンションと中古マンションの決定的な違い
「売却」を視野に入れる上で、まず理解しなければならないのが、不動産の「資産価値」という概念です。
「資産価値」とは、簡単に言えば「その不動産が、市場でいくらで売れるか」という客観的な価値のことです。
中古マンションの購入とリノベが、なぜ「資産価値」の観点で有利なのか。それは、「新築マンション」の価格特性と比較すると明確になります。
新築マンションの「価格」の内訳
新築マンションの販売価格には、純粋な「土地代」や「建築費」だけでなく、
- デベロッパー(開発業者)の「利益」
- モデルルームの運営費や、大規模な広告宣伝費(マーケティング費用)などが、「新築プレミアム」として上乗せされています。
新築は「買った瞬間」に価値が下がる
よく「新築は買った瞬間に2割値下がりする」と言われるのは、このためです。あなたが購入し、鍵を開けた瞬間、その物件は「中古マンション」となります。そして、上乗せされていた「新築プレミアム」分の価値は、市場から消え去ってしまうのです。
中古マンションは「価値の底値」に近い
一方、我孫子で購入する「中古マンション」は、どうでしょうか。
特に築20年、25年と経過した物件は、この「新築プレミアム」はとっくに消え去り、建物価格の下落も緩やかになっています。中古マンションの価格は、その物件が持つ「立地」や「管理状態」という、より本質的な価値(=底値)に近いところで推移しているのです。
「リノベ」という名の「価値の付加」
ここが最大のポイントです。
価値が下がりきった(あるいは底値に近い)中古マンションを我孫子で購入し、そこに「リノベ」という形で新たな投資(価値の付加)を行う。
新築プレミアムという「消えてなくなるお金」を払う代わりに、自分たちの理想の空間を実現し、かつ「資産価値」そのものを高めるリノベ(バリューアップ)にお金を使う。
これが、我孫子での中古マンション 購入とリノベを「売却」視点で考える、最も賢明な戦略なのです。
3. なぜ「我孫子」の中古マンションは「価値を高めるリノベ」に向いているのか
中古マンションを購入してリノベで価値を高める戦略は、どの街でも成功するわけではありません。その戦略が、特に「我孫子」というエリアで有効な理由が3つあります。
1. 圧倒的に安定した「居住ニーズ(需要)」
不動産の資産価値の根幹は、「そこに住みたい」という「需要」の強さです。
我孫子市は、
- JR常磐線(快速停車・上野東京ライン)による「都心へのアクセス利便性」
- 手賀沼に代表される「豊かな自然環境・子育て環境」この二つを高いレベルで両立させています。一過性のブームではなく、昔から「ベッドタウン」として、また「文教地区」として、我孫子には「ファミリー層」や「都心通勤者」からの安定した居住ニーズが存在し続けています。この「底堅い需要」が、我孫子の中古マンションの資産価値を下支えしているのです。
2. リノベの「素材」となる良質な中古マンションが豊富
我孫子市には、1980年代~2000年代にかけて供給された、良質な中古マンションの「ストック(在庫)」が豊富に存在します。
これらの物件は、
- 新耐震基準を満たしている(構造的な安心感)
- 立地が良い(我孫子駅近など)
- 管理組合がしっかり機能しているといった「良い箱(ハコ)」であるにもかかわらず、「内装や設備が古い」という理由だけで、割安な価格で購入できるケースが多々あります。リノベで価値を高める上で、これほど「お買い得」な素材はありません。
3. 「我孫子ならではの価値」をリノベで引き出せる
例えば、手賀沼を一望できる中古マンション。
購入時は古い和室が窓辺を塞いでいたとしても、リノベでその壁を撤去し、「手賀沼ビューの広々としたLDK」を創り出せば、その物件にしかない「唯一無二の価値」が生まれます。
我孫子の「自然」や「落ち着いた街並み」といったポテンシャルを、リノベによって最大限に引き出し、売却時の強力なアピールポイントに変えることができるのです。
安定した需要、良質な素材、そして我孫子ならではの付加価値。これらが揃っているからこそ、中古マンション 購入+リノベの「投資」が成功しやすいのです。
4. 「価値を高めるリノベ」と「価値を下げるリノベ」の違い
将来の「売却」を視野に入れる場合、リノベの内容には細心の注意が必要です。
我孫子で中古マンションを購入し、いざリノベ!となった時、「自分の好み100%」で進めてしまうと、「自分にとっては最高だが、他の誰からも評価されない(=売れない)」物件になってしまう危険性があります。
リノベには、「資産価値を高めるリノベ」と「資産価値を下げる(または毀損する)リノベ」の2種類があることを知ってください。
【資産価値を「高める」リノベ】
これは、「普遍的な快適性」や「建物の性能」を向上させるリノベです。将来の売却時に、次の購入検討者(買主)からも高く評価されます。
- 1. インフラ(見えない部分)の一新:中古マンションの購入で最も不安視される「給排水管」「ガス管」「電気配線」を、リノベの際にすべて新品に交換すること。これは最強の「価値の維持・向上」策です。
- 2. 現代的な間取りへの変更:古い「細切れの3DK」を、明るく開放的な「広いLDK+2寝室(2LDK)」に変更するなど、現代のファミリー層に「刺さる」間取りへの変更。
- 3. 断熱性能の向上:窓に「内窓(二重サッシ)」を設置したり、壁に断熱材を追加したりすること。光熱費の削減に直結するため、非常に評価されます。
- 4. 質の高い「シンプルな」内装:安価なビニールクロスではなく、質感の良い「塗装」や「左官壁」、床は「無垢材」や「質の良い複合フローリング」など、素材そのものの質が高く、かつデザインがシンプルで飽きのこないもの。
【資産価値を「下げる」リノベ】
これは、「個性が強すぎる」「元に戻せない」「基本的な性能を無視している」 リノベです。
- 1. 奇抜すぎるデザイン・色使い:壁一面を真っ赤にする、特殊な柄のクロスを多用するなど、購入検討者の好みが真っ二つに分かれるもの。
- 2. 極端すぎる間取り:3LDKを購入して、壁をすべて撤去し、ホテルライクな「巨大ワンルーム」にするなど。我孫子で中古マンションを探すファミリー層など、売却ターゲットの大半を失います。
- 3. 表面的なリノベ:古い配管や断熱材をそのままに、壁紙やフローリングだけを安価に張り替えた「見せかけ」のリノベ。プロが見れば一発で見抜かれ、中古マンションとしての評価は逆に下がります。
我孫子でのリノベは、「自分の好み」と「売却時の普遍的な価値」のバランスを取ることが重要です。
5. 資産価値が「落ちにくい」中古マンションの選び方【我孫子編】
リノベでいくら価値を高めようとしても、「購入」する中古マンション(=素材)選びの時点で失敗していては、元も子もありません。
我孫子で将来の売却を見据えた場合、「資産価値が落ちにくい中古マンション」を購入するには、明確な「基準」があります。
リノベでは絶対に「変えられない」要素。それは「立地」と「管理」です。
基準1:立地(L – Location)
不動産価値の9割は立地で決まります。
- 「我孫子」駅からの徒歩分数:最も資産価値が安定するのは、JR常磐線(快速停車)の「我孫子」駅 徒歩10分圏内です。これは我孫子市場における絶対的な「強み」となります。徒歩15分が許容範囲の限界ラインでしょう。
- 駅からのアプローチ:駅から物件までの道が「平坦」であること。「暗い夜道」や「急な坂道」がないこと。
- 周辺環境:スーパー、コンビニ、学校、病院が徒歩圏内に揃っていること。我孫子は車社会でもありますが、売却時は「歩いて暮らせる」利便性が高く評価されます。
基準2:管理(M – Management)
中古マンションは「管理を買え」と言われるほど重要です。リノベで専有部(室内)をピカピカにしても、マンション全体(共用部)がスラム化していては、誰も購入してくれません。
- 共用部分の清掃状態:エントランス、集合ポスト、ゴミ置き場、駐輪場が「清潔」に保たれているか。住民の民度と管理会社の質が現れます。
- 長期修繕計画と修繕積立金:購入前に必ず「長期修繕計画書」を確認します。
- 計画が現実的か?
- 計画に対して「修繕積立金」が不足していないか?購入直後に「積立金が足りないので一時金を徴収します」「来月から積立金が2倍に値上がりします」といった中古マンションは、資産価値が暴落するリスクを抱えています。
基準3:構造(S – Structure)
- 新耐震基準:1981年(昭和56年)6月1日以降の「新耐震基準」で建築確認が下りた中古マンションであることは、購入の絶対条件です。
- リノベの自由度:間取り変更の自由度が高い「ラーメン構造」であること(壁式構造はNG)。
我孫子で中古マンションを購入する際は、この「L・M・S」の3つの基準を満たした物件(=資産価値の土台がしっかりした物件)を選び、そこに「価値を高めるリノベ」を施すことが、将来の売却成功への最短ルートです。
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6. 【深掘り】将来の売却で評価される「価値を高めるリノベ」具体例
我孫子で中古マンションを購入し、将来の「売却」時に高く評価されるリノベとは、具体的にどのような工事を指すのでしょうか。
それは、「次の購入検討者(買主)が、誰であっても『安心』でき、そして『快適だ』と感じる、普遍的な価値」を高める工事です。
我孫子の中古マンション市場で「選ばれる」ための、3つの具体的なリノベ戦略をご紹介します。
1. 「見えないインフラ」の全交換(=安心)
リノベで最も価値が高まるのは、実は壁紙やキッチンといった「目に見える部分」ではなく、「目に見えないインフラ」です。
中古マンションを購入する人が最も恐れるのは、「購入後に、床下や壁の中でトラブルが起きること」です。
- 給排水管・給湯管の全交換:
特に築20年を超える中古マンションは、専有部内の配管(特に鉄管や銅管)が老朽化しているリスクがあります。リノベでスケルトン状態にした際に、これらをすべて耐久性の高い樹脂管(ポリブテン管など)に交換すること。 - 電気配線・ガス管の一新:
古い電気配線をそのまま使うと、現代の家電(食洗機、IH、大型エアコン)の容量に耐えられず、漏電や火災のリスクになります。リノベを機に、分電盤ごと配線を一新し、コンセントの数も増やしておくこと。
これらは、売却時に「インフラ全交換済み」という「お墨付き」として、強力なアピール材料(=安心)になります。
2. 現代のライフスタイルに合わせた「普遍的な間取り」
(前半の4章で触れた「価値を下げるリノベ」の逆です)
我孫子で中古マンションを探すメインターゲット層(ファミリー、DINKs)に響く間取りに変更することです。
- 「細切れ」から「LDK」へ:
最も需要が高いのは、古い3DKや2DKの壁を抜き、「15畳以上の、明るく開放的なLDK」を創出するリノベです。 - 「和室」から「洋室」または「多目的スペース」へ:
リビング横の和室は、洋室(フローリング)に変えるか、扉を開ければLDKと一体化し、閉めれば個室にもなる「多目的ルーム」にするのが現代的です。 - 収納の拡充:
玄関横に「土間収納(シューズインクローゼット)」を設けたり、寝室に「ウォークインクローゼット」を新設したりするリノベは、非常に購入検討者に喜ばれます。
3. 「性能向上」リノベ(=快適)
- 断熱性能:
我孫子の古い中古マンションは、断熱性能が低い場合があります。リノベの際に、外気に面する壁の内側に「断熱材」をしっかり充填し直す、あるいは「内窓(二重サッシ)」を設置すること。 - 省エネ性能:
「高効率給湯器(エコジョーズなど)」を導入すること。
これらの「快適性」は、売却時に「光熱費が安い家」「冬でも暖かい家」として、室内がオシャレなだけの物件との明確な「差別化」になります。我孫子で中古マンションを購入するなら、この「性能向上リノベ」は必須と言えるでしょう。
7. 【深掘り】要注意!「自分好み」が裏目に出る「価値を下げるリノベ」具体例
「売却」を視野に入れるなら、「自分の好み100%」は危険です。我孫子で中古マンションを購入し、いざリノベ!という時に、良かれと思ってやったことが、将来の売却価格を下げる「負債」になってしまうケースがあります。
ここでは、我孫子の中古マンション市場で「これは売りづらい…」と敬遠されがちな「価値を下げるリノベ」の具体例をご紹介します。
1. 奇抜すぎる・個性的すぎる「デザイン」
あなたの「好き」が、次の購入検討者の「好き」と一致するとは限りません。
- 派手な色使い: 壁紙を真っ赤や真っ黒にする、柄物のクロスを多用する。
- 造作(ぞうさく)のしすぎ: 猫のためのキャットウォークを壁一面に造り付ける、趣味(例:DJブース)に特化したカウンターを固定で造る。
これらは、次の購入者がリノベで撤去するのに「余計な費用」がかかるため、敬遠されます。
リノベで個性を出すなら、壁紙や造作家具ではなく、「置き家具」や「アート」で表現するのが、売却時には賢明です。
2. 「ターゲット層」を無視した極端な間取り変更
我孫子で中古マンション(例:70平米の3LDK)を購入する人の多くは、「ファミリー層」または「将来ファミリーになるDINKs」です。
この「メインターゲット」を無視したリノベは、売却時に買い手が見つからず、大幅な値引きを迫られる原因になります。
- 例:3LDK → 巨大ワンルーム(1LDK)へのリノベ
夫婦二人には快適でも、子供が生まれた瞬間に住めなくなります。売却しようにも、「我孫子で70平米の1LDK」を探している人は極端に少なく、買い手が見つかりません。 - 例:お風呂(浴室)をなくし、シャワールームだけにする
これもファミリー層には絶対に選ばれません。
中古マンションの購入とリノベは、我孫子という市場の「最大公約数(=最も多いターゲット層)」から大きく外れない範囲で行うのが、売却時の鉄則です。
3. 「見えないインフラ」を放置した「表層リノベ」
これが最もタチが悪いかもしれません。
古い配管や断熱材、電気配線を放置したまま、壁紙とフローリング、キッチンだけを安価に新品に交換したリノベ。
一見キレイに見えますが、売却時にプロの不動産会社(晃南土地など)や、賢い購入検討者(ホームインスペクションを入れる人)が見れば、
「インフラが古いままの中古マンションだ。購入後にトラブルが起きるリスクが高い」
と一発で見抜かれます。これは「価値を高めた」のではなく、「問題を隠した」に過ぎず、我孫子市場での評価は著しく低くなります。
8. 資産価値を最大化する「資金計画」の考え方(リフォーム一体型ローン)
我孫子で中古マンションを購入し、価値を高めるリノベを行い、将来有利に売却する。この戦略を成功させるには、「リノベの内容」だけでなく、「資金計画(ローンの組み方)」も極めて重要です。
なぜなら、売却時に「いくらで売れるか」と同時に、「住宅ローンの残債(残りの借金)がいくらか」が問われるからです。
売却価格が3,000万円でも、ローンの残債が3,200万円なら、200万円の「持ち出し(赤字)」が発生します(=残債割れ)。
この「残債割れ」リスクを最小限にし、資産価値を最大化するローンの組み方が、「リフォーム一体型住宅ローン」です。
【なぜ「一体型ローン」が売却時に有利なのか?】
我孫子で中古マンションを購入する際、
- 失敗例:
「物件価格」を住宅ローン(低金利)で、「リノベ費用」を高金利の「リフォームローン」で借りる。
→ リフォームローンは金利が高く元本の減りが遅いため、売却時にローンの残債が多く残りやすい(=残債割れしやすい)。 - 成功例:
「物件価格」+「リノベ費用」の総額を、「リフォーム一体型住宅ローン」(低金利)で借りる。
→ 全額が低金利のため、月々の返済額に占める「元本返済」の割合が大きくなり、売却時までにローンの残債が効率よく減っていく。
【「一体型ローン」利用の必須条件】
この最強のローンは、「中古マンションの購入契約」と「リノベーションの工事契約(見積書)」を、”同時”に銀行に提出しなければ利用できません。
我孫子で中古マンションを購入する「前」の段階で、リノベのプランと見積もりも固まっている必要があるのです。
【「売却」から逆算した物件選び】
(前半の5章の復習ですが)
売却時に残債割れしないためには、そもそも「価値が落ちにくい(=底値の)中古マンション」を購入することが大前提です。
- 我孫子駅近など「立地」が良いこと。
- 購入時の「物件価格」が安く(=「リノベ費用」に予算を多く回せる)こと。
安い「中古マンション」を「購入」し、低金利の「一体型ローン」で「価値を高めるリノベ」を施す。
これにより、売却時の「資産価値(高く売れる)」と「残債(少なく抑える)」の差(=利益)を最大化できるのです。
9. 「購入」も「売却」もワンストップで。晃南土地が考えるリノベ戦略
我孫子で中古マンションを購入し、リノベで価値を高め、将来的に有利に売却する。
この一連の流れ(=サイクル)を成功させるためには、
「購入時は、A不動産に」
「リノベは、B工務店に」
「売却時は、C不動産に」
と、パートナーをバラバラに選んでいては、戦略が分断されてしまいます。
【なぜ「分断」がダメなのか?】
- 購入時: A不動産は「購入」がゴール。あなたの「将来の売却」や「リノベの最適化」までは考えてくれません。Q8で述べた「一体型ローン」の提案もできないかもしれません。
- リノベ時: B工務店は「リノベ」がゴール。我孫子の不動産市場で「売却しやすい間取り」より、「自分の作品」としての奇抜なデザインを優先するかもしれません。
- 売却時: C不動産は、あなたが「どのような意図でリノベしたのか」を深く理解できません。「価値を高めたリノベ」のポイントを、次の購入検討者に的確にアピールしきれない可能性があります。
【「購入」から「売却」まで見通すパートナー選び】
この戦略を成功させる鍵は、「我孫子エリアの不動産市場(購入・売却)と、リノベーション(建築)の両方を熟知し、お客様のライフサイクル全体をサポートできる」パートナーを、「購入」の最初期段階で見つけることです。
私たち晃南土地は、まさにその「ワンストップ・パートナー」です。
私たちは、我孫子で不動産仲介(購入・売却)を長年営んできたプロであると同時に、お客様の理想を形にするリノベ事業も手がけています。
だからこそ、我孫子で中古マンションの購入をご相談いただいた「その瞬間」から、
「その物件は、我孫子市場で売却しやすい『立地・管理』か?」
「そのリノベプランは、将来の売却時に『価値が高まる』内容か?」
「売却時の利益を最大化する『資金計画(一体型ローン)』はどれか?」
を、「売却」という出口から逆算してトータルでご提案できるのです。
10. まとめ:我孫子での中古マンション購入は「出口(売却)」から考える
この記事では、我孫子で中古マンションを購入し、リノベを施す際に、「将来の売却」という視点を持つことの重要性について解説してきました。
中古マンションの購入とリノベは、「今、快適に住む」ためだけのものではありません。
それは、「我孫子」という安定した市場(需要)において、自分の資産を賢く「運用」する、極めて合理的な「投資」活動でもあります。
【成功への「逆算」のステップ】
- 「出口(売却)」をイメージする:
我孫子で購入するメインターゲット(ファミリー層など)に、将来「高くても欲しい」と思わせる「普遍的な価値(インフラ、間取り、性能)」とは何かを考える。 - 「価値を高めるリノベ」を計画する:
(Q6, Q7参照)奇抜なデザインや極端な間取り(価値を下げるリノベ)を避け、インフラ更新や性能向上(価値を高めるリノベ)に予算を重点配分する。 - 「資金計画」を最適化する:
(Q8参照)「リフォーム一体型住宅ローン」を活用し、低金利で効率的にローンの元本を減らし、「残債割れ」リスクを最小限にする。 - 「素材(物件)」を厳選する:
(Q5参照)リノベでは変えられない「立地」と「管理」が優れた、資産価値の土台が強い中古マンションを我孫子で選んで購入する。
この「出口から逆算する」思考こそが、我孫子での中古マンション 購入とリノベを、単なる「消費」から「賢い資産形成」へと昇華させるのです。
11. 我孫子での「賢い」中古マンション購入・リノベ・売却は晃南土地へ
「どうせ住むなら、将来、損はしたくない」
「いつか住み替える(売却する)時に、有利なリノベをしておきたい」
我孫子で中古マンションの購入とリノベを検討される、賢明なあなたなら、そうお考えになるのは当然のことです。
しかし、この記事で見てきたように、「我孫子の不動産市場の理解」「資産価値を高めるリノベの知識」「最適な資金計画」…これらすべてを一人で判断し、実行するのは非常に困難です。
私たち晃南土地は、創業以来、ここ我孫子市に根ざし、不動産取引のプロフェッショナルとして、地域の皆様の「購入」も「売却」も数多くお手伝いしてまいりました。
我孫子の不動産市場を知り尽くしているからこそ、「どのような中古マンションが」「どのようなリノベを施せば」「将来高く売却できるか」を、データと経験に基づいて的確にアドバイスできます。
晃南土地は、単なる不動産仲介会社でも、単なるリノベ会社でもありません。
お客様の「中古マンション 購入」から、価値を高める「リノベ」、そしてライフステージの変化に伴う「売却」や「住み替え」まで、生涯にわたってサポートし続ける「不動産と建築のワンストップ・パートナー」です。
晃南土地は、中央学院大学指定不動産店としても、我孫子の皆様の暮らしを幅広く支えています。
「我孫子での中古マンション 購入、売却まで見据えて相談したい」
そんな、一歩先を行く賢い住まい探しは、ぜひ晃南土地にお任せください。
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