我孫子で家や土地を売りたい!その前に読んでおくべき完全ガイド|相場・流れ・注意点を学ぼう

我孫子で家や土地を売りたいけれど、何から始めたらいいのか分からない」 そんな方へ向けた完全ガイドをご用意しました。本記事は、不動産売却に必要な基礎知識を、わかりやすくまとめています。

この記事では、我孫子市の不動産売却における相場や売却の流れ、税金や手数料といったお金のこと、信頼できる不動産会社の選び方まで網羅しています。さらに、空き家や相続物件の扱い、よくあるトラブルとその回避方法までをお届けします。

柏・我孫子市の地元地域密型不動産として数多くの売却支援を行ってきた、東葛エリアに強い晃南土地の独自視点で丁寧に解説いたします。

目次

  1. 我孫子市の不動産売却相場を把握しよう
    • エリア別の相場感(天王台・我孫子駅前・布佐など)
    • 物件種別ごとの相場の違い
  2. 不動産売却の基本的な流れ
    • 売却の準備(目的の明確化・情報整理)
    • 査定依頼・相場の確認
    • 媒介契約の締結
    • 販売活動の開始
    • 買主との条件交渉・売買契約
    • 引き渡し・残代金決済
  3. 我孫子市ならではの注意点・傾向
    • 買い手の傾向(通勤層・子育て世帯・高齢者)
    • 古い住宅・空き家の見られ方
    • 利用しやすい地域制度や補助金の有無
  4. 不動産会社の選び方とトラブル対策
    • 地元密着型と大手の違い
    • 囲い込み・過度な値下げなどの注意点
    • 担当者選びのポイント
  5. 売却にかかる費用・税金のポイント
    • 仲介手数料・登記費用・測量費など
    • 譲渡所得税と特例制度(3000万円控除など)
    • 税理士・司法書士に依頼する場合の費用感
  6. 相続・空き家物件を売却する場合
    • 相続登記義務化への対応(2024年4月〜)
    • 空き家を放置するリスクと活用の選択肢
    • 解体・リフォーム・現況渡しの判断軸
  7. 晃南土地に相談するメリット
    • 我孫子エリアに強い地域密着型の対応
    • 空き家・相続物件の対応実績
    • 売却だけで終わらない安心のサポート体制
  8. まとめ|売却前にチェックすべきポイント
    • 売却準備から契約までのチェックリスト
    • 我孫子で売却を成功させるための3つのコツ
    • 我孫子の地元密着型不動産会社『晃南土地』

1.我孫子市の不動産売却相場を把握しよう

我孫子市のランドマークである水野館と緑豊かな、じゃぶじゃぶ池のある広場。我孫子の不動産売却相場を示す、地域紹介セクションを代表するイメージ

エリア別の相場感(天王台・我孫子駅前・布佐など)

我孫子市は千葉県の北西部に位置し、常磐線や成田線を利用できる交通利便性の高いエリアです。以下は2025年時点での、代表的なエリアごとの相場感です。

  • 我孫子駅周辺(マンション): 2,500万円〜4,200万円
  • 天王台駅周辺(戸建て): 2,200万円〜3,800万円
  • 布佐・新木エリア(土地): 坪単価12万〜18万円前後

これらはあくまで目安であり、築年数・間取り・立地条件によって価格は大きく異なります。具体的な金額を知りたい場合は、不動産会社による査定が不可欠ですが、感覚値としてぜひ知っておくとよいでしょう。次に、物件がどのようなタイプかによっても金額感が見えてきますので、参考にしてください。相場や市場傾向を理解したら、地域の制度や支援策も確認しておくとより安心です。

物件種別ごとの相場の違い

物件にも、マンションや戸建て、更地にした土地などさまざまです。ここでは、晃南土地社員による物件ごとの相場の感覚について、実体験を元に解説してもらいました。

マンションの相場はどう見るといい?
「築浅かつ駅近の物件は価格維持力があります。我孫子から都内へ通勤される方は特に駅近を好まれます。築10年以内であれば2,800万〜3,800万円程度が中心でしょうか」

戸建て住宅の相場の考え方は?
「築20年以上のものは「土地値」が中心となります。すでに立っている戸建て住宅、つまり建物そのものは価値が低めに見積もられるケースが多いのが現状。建物に思い入れのある方は多いと思いますが、土地値に着目するといいと思います」

土地(更地)の相場について
「形状・接道状況・周辺の開発状況により大きく変動します。我孫子市の地域開発の状況などは、地元の不動産会社からヒアリングするのも一つの手ですね。土地は坪単価で算出するのが基本です」

エリア、物件種別などの相場データを参考にしつつ、エリアごとの特徴や市場動向を理解することで、ご自身の売却戦略が立てやすくなります。


2.不動産売却の基本的な流れ

不動産を売却するには、大きく分けて6つのステップを順番に踏んでいく必要があります。我孫子市での売却も基本的な流れは全国と共通ですが、地域特性をふまえた判断が求められる場面もあります。

不動産売却の基本的な流れをつかむための、6ステップを示した図解。我孫子市で家や土地を売却する際の基本的な流れを視覚的に説明したイメージ図

以下に、一般的な売却の流れを整理します。

1. 売却の準備(目的の明確化・情報整理)

まずは「なぜ売るのか(住み替え・相続・資産整理など)」を明確にし、不動産の登記情報や権利関係、住宅ローン残債などを整理します。

2. 査定依頼・相場の確認

信頼できる不動産会社に査定を依頼し、実勢価格の目安を把握します。机上査定と訪問査定の2種類がありますが、売却を本格的に進めるなら訪問査定が推奨されます。

3. 媒介契約の締結

仲介を依頼する不動産会社と「媒介契約」を結びます。契約の種類(専任・一般など)により営業方法や情報公開の範囲が異なるため、内容をよく確認しましょう。

4. 販売活動の開始

物件情報が各種ポータルサイト(SUUMO、アットホームなど)に掲載され、販売活動がスタートします。内覧対応や資料作成など、売主側にも協力が求められます。

5. 買主との条件交渉・売買契約

購入希望者が現れたら、価格や引き渡し時期、付帯設備などの条件を調整し、合意に至れば売買契約を締結します。この時点で手付金の授受が発生します。

6. 引き渡し・残代金決済

契約から1〜2ヶ月後、残代金の受領と同時に物件の引き渡しを行います。抵当権の抹消や登記の変更など、司法書士を交えて手続きが進められます。

物件やご自身の状況は異なりますので、全てがこの通りではありませんが、基本的な流れとして理解しておくと流れがとてもスムーズになります。


📚もっと詳しく知りたい方へ
我孫子市の住宅支援制度について(我孫子市公式Webサイト)
我孫子市の住宅支援制度
空き家を活用・売却したい方はこちら
千葉県の空き家バンク制度
■ 相続物件の登記義務化(2024年施行)について知る
相続登記義務化について(法務省)

3.我孫子市ならではの注意点・傾向

我孫子市の戸建て住宅の外観イメージ。地域特有の傾向を踏まえた不動産売却の注意点を解説している

不動産の売却は地域によってニーズや売れやすさに違いがあり、我孫子市にも独自の傾向があります。特に首都圏通勤者・子育て層・高齢者など、それぞれの層が注目しているエリアや物件タイプが異なるため、ターゲット層の特徴を意識することが売却成功のカギになります。

買い手の傾向(通勤層・子育て世帯・高齢者)

  • 通勤層:常磐線沿線で都内アクセスが良い「我孫子駅」「天王台駅」周辺は人気。駅近・築浅・駐車場付きの物件が好まれる。
  • 子育て世帯:閑静な住宅街や、手賀沼周辺など自然が多いエリアを求める傾向。学区や公園の充実度も重視されやすい。
  • 高齢者層:バリアフリーや駅徒歩圏、医療施設が近いことなどが重視される。

売却時には、これらのニーズを意識した写真や説明文を用意することで、購入希望者への訴求力が高まります。

古い住宅・空き家の見られ方

我孫子市は築30年以上の戸建てや空き家が多いエリアでもあります。あえて築年数の長い物件を好まれる方もいますが、買い手からは「メンテナンスの状態」や「リフォームのしやすさ」という点はどうしても重視されるため、以下のような対応を行なっておくと有利に働きます。

  • 室内清掃や簡易リフォーム → 第一印象が良くなる
  • リフォームプランや見積もりを事前に用意しておき、買い手に提示する → 物件の可能性を感じてもらえる
  • 建物を含めた売却と、更地にして売るパターンを比較して提案する → 選択肢を増やしておくことで買い手の幅も広がる

利用しやすい地域制度や補助金の有無

我孫子市では、住宅リフォーム補助や空き家対策事業などの制度があり、買い手・売り手の双方にとって魅力的な要素となります。制度を理解し、物件紹介時に一言添えるだけでも購入検討に前向きな印象を与えることができます。

4.不動産会社の選び方とトラブル対策

我孫子の不動産会社「晃南土地」の外観。長年、我孫子で信頼され続けてきた晃南土地だからこそ、売却パートナーとして選びたい。自分に合った不動産会社の選びかたと、トラブルを防ぐ対策方法を紹介

不動産売却を成功させるためには、適切な不動産会社と信頼できる担当者を選ぶことが非常に重要です。とくに初めて売却する方にとっては、会社選びがその後のトラブル回避や価格交渉にも大きく影響します。

地元密着型と大手の違い

  • 地元密着型の強み
    • 地域の相場に精通し、近隣の売却事例を把握している
    • 顧客との距離が近く、柔軟かつ丁寧な対応が期待できる
    • 購入希望者とのネットワークが強く、売却までが早いケースも
  • 全国展開の大手の強み
    • 広告力やブランド力があり、多くの人の目に触れやすい
    • ノウハウや体制が整っており、安心感がある

どちらが優れているというよりも、物件の特性や目的に応じた選択が大切です。我孫子市のような地域密着型の市場では、地元企業の方が小回りの利いた対応が期待できることもあります。

囲い込み・過度な値下げなどの注意点

  • 囲い込みとは?: 不動産会社が他社からの問い合わせを断り、自社だけで買主を見つけようとする行為。売主にとっては機会損失や価格低下のリスクとなります。
  • 過度な価格引き下げ提案: 市場状況や反響を見ながら価格を見直すのは必要ですが、短期間で何度も値下げを促される場合は慎重に。根拠や理由を確認しましょう。
  • 契約条件の確認不足: 媒介契約時の報酬条件や契約期間をあいまいにしたまま契約すると、後々トラブルの元になります。

担当者選びのポイント

  • 営業成績だけでなく「話をよく聞いてくれるか」「対応が丁寧か」
  • 査定価格の根拠を具体的に説明してくれるか
  • 契約前後でのフォロー体制(報告頻度・連絡方法など)が明確か(確認させてもらうとよい)

「会社」よりも「担当者との相性」が大切になる場面も多くあります。複数社へ相談し、比較した上で最も信頼できる担当者を選ぶことをおすすめします。

5.売却にかかる費用・税金のポイント

売却にかかる仲介手数料のイメージ。不動産売却時に発生する費用や税金のポイントを解説している

不動産を売却する際には、手元に入ってくる金額(売却代金)から差し引かれる費用や税金がいくつか発生します。想定よりも費用がかさみ、「思ったより残らなかった」という事態を防ぐために、事前にしっかり把握しておきましょう。

仲介手数料・登記費用・測量費など

  • 仲介手数料: 仲介会社に支払う成功報酬で、法律で上限が決まっています。 計算式は「(売却価格 × 3%)+6万円+消費税」。例:3,000万円の物件なら約105万円程度。
  • 登記関連費用: 抵当権抹消登記や住所変更登記などが必要な場合、司法書士への依頼費用が発生します(2〜5万円前後)。
  • 測量費・境界確定費: 土地売却の場合、隣地との境界を明確にするために測量が必要になることがあります(10〜30万円程度)。

譲渡所得税と特例制度(3,000万円控除など)

売却で利益が出た場合、その「譲渡所得」に対して所得税・住民税が課税されます。これを軽減するための特例制度もあります。

  • 譲渡所得の計算方法: 売却額 −(取得費+譲渡費用)= 譲渡所得
  • 3,000万円特別控除(居住用財産): 自宅を売却した場合、一定条件を満たせば3,000万円までの利益が非課税になります。
  • 所有期間による税率の違い: 短期(5年以下):約39% / 長期(5年超):約20%

税理士・司法書士に依頼する場合の費用感

  • 税理士費用: 譲渡所得の確定申告を依頼する場合、3万〜10万円程度。
  • 司法書士費用: 抵当権抹消や住所変更登記など、登記関係の手続きに対して発生。1件につき2万〜5万円前後が目安。

専門家への依頼が必要かどうかは物件内容や手続きの複雑さによって異なります。費用が発生する分、安心感や正確性を得られる点をふまえて判断しましょう。

相続や空き家の売却は、通常の不動産売却とは異なる注意点が多数あります。手続きの煩雑さや物件の状態によって売却までに時間がかかることもあるため、事前の準備が不可欠です。

6.相続・空き家物件を売却する場合

住宅街にある空き地のイメージ写真。相続や空き家物件の売却に関する解説と相続登記義務化のお知らせと注意点についてまとめている

2024年4月1日から、相続による不動産の名義変更(相続登記)が義務化されました。

  • 期限:相続が発生してから「3年以内」に登記を行う必要があります。
  • 違反の罰則:正当な理由なく期限を超えた場合、10万円以下の過料が科される可能性があります。
  • 対象:土地や建物などの不動産全般

今後は相続登記が前提となるため、売却前に必ず名義変更を済ませるようにしましょう。必要に応じて司法書士への相談も検討してください。

空き家を放置するリスクと活用の選択肢

空き家を放置することには、以下のようなリスクが伴います:

  • 建物の老朽化による倒壊や雨漏りのリスク
  • 雑草や害虫、害獣などの衛生問題
  • 不法投棄や放火などの防犯上の問題
  • 近隣住民とのトラブル
  • 固定資産税や維持費の負担

こうしたリスクを回避するためにも、次のような活用方法を早めに検討するのが理想です:

  • 売却(更地にするか現況のままか)
  • リフォームして賃貸物件化
  • 空き家バンクなどの制度活用

解体・リフォーム・現況渡しの判断軸

空き家売却においては、「どの状態で売り出すか」が価格やスピードに影響します。


選択肢

特徴・メリット

注意点
解体して更地にする・土地としての需要が高まる ・老朽化による懸念が払拭される・解体費用(50万〜150万円)が発生 ・更地になると固定資産税が6倍になる場合も
リフォームして売る・築古でも内装次第で価値向上 ・すぐ住める状態で訴求力UP・リフォーム費用の回収が難しい場合も ・好みに合わないと敬遠される可能性あり
現況渡し・費用負担がほぼゼロ ・手続きがシンプル・買主が限定されやすい ・価格は下がる傾向

売却の目的(早く売りたい/高く売りたい/手間をかけたくない)や物件の状態によって最適な選択肢は異なります。不動産会社に現地を見てもらい、複数の選択肢を比較検討することが大切です。

📚もっと詳しく知りたい方へ


7.晃南土地に相談するメリット

不動産の売却には大きな金額と複雑な手続きが関わります。特に、相続や空き家、住み替えなど背景に事情がある場合は、「誰に相談するか」がその後を大きく左右します。ここでは、我孫子・柏エリアに根ざした不動産会社である「晃南土地」へ相談するメリットをご紹介します。

我孫子エリアに強い地域密着型の対応

晃南土地は、我孫子駅・天王台駅・湖北駅など常磐線沿線を中心に、東葛エリアで30年以上の実績を持つ地域密着型の不動産会社です。

  • 地元ならではの地価や相場、過去の取引事例に精通
  • 周辺環境や生活利便性を踏まえたアドバイスが可能
  • チェーン店では難しい「個別事情」にも柔軟に対応

こうした「地元ならではの知識」は、査定価格の適正化や、買主への説得力ある提案にも直結します。

空き家・相続物件の対応実績

晃南土地では、これまでに数多くの「相続した実家」や「長年放置されていた空き家」の売却を支援してきました。

  • 名義変更や相続登記の流れもアドバイス可能
  • 解体やリフォームの判断・業者の手配もサポート
  • 空き家バンク活用や賃貸転用の相談も対応

「家族で話し合いがまとまらない」「遠方に住んでいて現地対応ができない」といった声にも寄り添い、一つひとつの状況に合わせた対応を心がけています。

売却だけで終わらない安心のサポート体制

晃南土地は、単に「売却して終わり」ではありません。

  • 売却前の相場調査や必要書類の整理
  • 売却後の税金・引き渡し・引越しに関するサポート
  • 必要に応じて、弁護士・司法書士・解体業者など各専門家と連携

特に「はじめての売却で不安」という方にこそ選ばれており、丁寧な説明と対応で、ご家族やご親族とも連携しながら進められる安心感が評価されています。


我孫子の地元密着型不動産会社『晃南土地』

我孫子エリアに特化した不動産仲介会社、晃南土地は、地域密着のきめ細やかなサービスで多くのお客様に信頼いただいております。土地の購入や売却、資産運用に関することから、法的手続きや税務のアドバイスまで、お気軽にご相談ください。

不動産の専門知識を持つスタッフが、一人ひとりのご要望やライフプランに合わせた最適な提案を行うなど、安心して取引を進めていただける環境を整えています。

晃南土地のスタッフ。仲間同士で打ち合わせをしている。地域密着型の不動産会社として我孫子市で長年、丁寧な対応を心がけてきた。その姿勢を表現した写真。

土地の購入や売却でお悩みの方、初めての不動産取引で不安な方も、ぜひお気軽に晃南土地までお問い合わせください。ご相談・ご予約は下記の連絡先までお待ちしております。

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