会社員のまま柏で大家になるには|兼業オーナーが管理を任せる理由

平日は会社員として働きながら、柏で賃貸物件を所有し、大家として経営を続けている——そうした「兼業大家」は珍しくありません。相続や資産形成をきっかけに、本業を続けたまま賃貸経営を始めたものの、「仕事と両立できるだろうか」と不安を感じている方もいるのではないでしょうか。この記事では、会社員が本業を続けながら柏で賃貸経営を続けるための考え方を整理します。両立の進め方について相談したい方は、晃南土地の賃貸管理サービスもあわせてご覧ください。

兼業大家が直面しやすい壁

会社員をしながら賃貸経営をする兼業大家には、専業のオーナーとは異なる制約があります。もっとも大きいのが、平日日中の入居者対応・修繕業者とのやり取りに時間を割きにくいという点です。給湯器の故障やエアコンの不具合といった連絡は平日日中に入ることも多く、勤務中に対応できないと、そのぶん解決が翌日以降にずれ込みます。柏の物件を所有しながら都内へ通勤している方であれば、業者との立ち会いのために往復するだけで半日近くを要することもあります。

また、出張や繁忙期など、本業のスケジュールによっては対応が後回しになりやすい点も課題です。数日間まとまって連絡が取れない時期があると、その間に発生したトラブルへの初動が遅れます。さらに、賃貸経営に関する知識を学ぶ時間そのものが限られているため、法改正や相場の変化に気づきにくいという弱点もあります。

こうした制約は、本業への支障や、対応の遅れによる入居者満足度の低下につながりかねません。兼業だからこそ、自分がどこまで対応できるかをあらかじめ整理しておくことが大切です。

「時間的な余裕のなさ」は遠方オーナーの悩みと似ている

兼業大家が抱える「対応する時間がない」という悩みは、物件から離れた場所に住んでいる遠方オーナーの「物理的に現地対応ができない」という悩みと、性質が似ています。どちらも、日々の実務をオーナー自身がこなすことが難しいという点では共通しており、解決策としても管理会社への委託が有効な選択肢になります。

ただし、両者には違いもあります。遠方オーナーは物理的に現地へ行けないため、対応の代行そのものが必要になります。一方、柏に住みながら都内へ通勤している兼業大家であれば、休日や早朝・夜間であれば現地に足を運べるため、「何を任せて、何を自分でやるか」の選択肢がより広く残されています。この違いを踏まえると、兼業大家の場合は全部委託だけでなく、一部委託という選択肢も現実的な検討対象になります。

遠方オーナーが管理を任せる際の考え方については、『遠方のオーナー様へ|我孫子の物件管理を「丸投げ」しても高稼働を維持できる理由』でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

兼業だからこそ管理委託が向いている理由

管理委託は、次のような点で兼業大家に向いている選択肢です。第一に、入居者からの緊急連絡・クレーム対応を管理会社に任せられるため、平日の勤務時間中でも安心して本業に集中できます。会議中や出張中に入居者から着信があっても、管理会社が一次対応をしてくれる体制であれば、慌てて折り返す必要がありません。

第二に、修繕業者の手配・立ち会いを管理会社が代行してくれるため、有給休暇を使って対応する必要がなくなります。柏の物件へ都内から通う場合、立ち会い1回のために半日〜1日の休暇を使うことになりますが、この負担がなくなる意味は小さくありません。第三に、家賃の集金・滞納対応も管理会社が担うため、入金確認の手間がかからず、滞納が発生した際の督促という精神的に負担の大きい業務からも解放されます。

管理手数料は発生しますが、その分、本業に集中できる時間を確保できるという意味では、兼業大家にとって「時間を買う」という発想で捉えることもできます。仮に手数料が月々数千円程度だとして、それによって有給休暇を使わずに済み、休日を家族と過ごせるのであれば、金額以上の価値があると考えることもできるでしょう。

また、本業に支障をきたさないという点は、賃貸経営を長く続けるうえでも重要です。副業として始めた賃貸経営が本業のパフォーマンスに影響してしまえば、本末転倒になりかねません。

自主管理と管理委託、兼業大家はどちらが向いているか

賃貸経営には、オーナー自身がすべて対応する自主管理という選択肢もありますが、兼業大家の場合、平日の対応が必要な場面で本業と重なってしまうリスクが高くなります。特に問題になりやすいのが、入居者募集の時期です。新生活シーズンは問い合わせや内見の依頼が集中しますが、この時期に平日の内見案内を自分で行うのは、会社員にとって現実的ではありません。柏駅周辺のように競合物件が多いエリアでは、内見対応が遅れれば、その間に他の物件で決まってしまいます。

自主管理と管理委託それぞれのメリット・デメリットについては、『アパートは自分で管理できる?自主管理の限界と管理委託に切り替える判断基準』でも詳しく比較していますので、判断の参考にしてください。

副業として賃貸経営を始めたばかりの方は、まず管理委託で運営し、慣れてきた段階で一部業務を自分で行うようにするなど、段階的に関わり方を調整していくという進め方もあります。逆に、最初から自主管理で始めて、対応しきれなくなってから慌てて管理会社を探すという進め方は、その間に入居者との関係が悪化するリスクがあるため、あまりおすすめできません。

なお、勤務先によっては副業に関する規程が定められている場合があります。相続によって物件を取得した場合や、一定規模以下の賃貸経営については、副業に該当しないと整理されているケースも多いものの、就業規則の内容は勤務先ごとに異なります。不安がある場合は、勤務先の規程を事前に確認しておくと安心です。

確定申告など、本業と並行して必要になる手続き

会社員が賃貸経営を始めると、家賃収入について確定申告が必要になります。給与所得者であっても、家賃収入などの副収入が一定額を超える場合は、原則として確定申告の対象になります。経費として計上できる項目や申告の進め方については、『相続や転勤で初めて大家になった方へ|賃貸経営の確定申告、知らないと損する経費のキホン』でも解説していますので、あわせてご確認ください。

確定申告の時期は、本業の繁忙期と重なることもあります。日々の家賃収支や経費の記録を、管理会社からの報告書を活用しながら整理しておくと、申告時期の負担を減らすことができます。管理会社によっては、年間の収支をまとめた資料を発行してくれるところもあるため、委託先を選ぶ際にこの点を確認しておくと、毎年の申告作業がぐっと楽になります。

また、柏市内の物件であれば、柏市から送付される固定資産税の納税通知書も経費計上の根拠資料として必要になります。申告時期に慌てて探すことがないよう、届いた時点で保管場所を決めておくとよいでしょう。

兼業大家が管理会社を選ぶときに重視したいポイント

兼業大家にとって、管理会社選びは特に重要な意味を持ちます。次のような点を重視して選ぶことをおすすめします。

  • 報告のしやすさ:入居状況や収支の報告を、忙しい合間でも確認しやすい形(メール、アプリなど)で受け取れるか。郵送での月次報告のみという会社だと、内容を確認するタイミングが遅れがちになる
  • 緊急対応の体制:夜間・休日の入居者トラブルにも対応してもらえるか。水漏れや鍵の紛失など、時間を選ばず発生するトラブルへの一次対応窓口があるかどうかで、兼業大家の負担は大きく変わる
  • 連絡の取りやすさ:平日日中に電話に出られなくても、メールなどで柔軟にやり取りできるか。担当者が直行直帰型で日中に電話がつながりにくい場合、こちらの都合と噛み合わないこともある

対面での相談機会が限られる兼業大家だからこそ、日常のコミュニケーション手段が自分の生活リズムに合っているかどうかは、管理会社選びの重要な判断材料になります。柏エリアの管理会社に相談する際は、初回の面談時点で「平日夜や土日でも相談に乗ってもらえるか」を確認しておくとよいでしょう。

柏エリアで兼業大家として運営するメリット

柏エリアは、常磐線・つくばエクスプレスの2路線が利用でき、都内で働く会社員にとってもアクセスしやすいエリアです。柏駅からは上野・東京方面へ、柏の葉キャンパス駅・柏たなか駅からは秋葉原方面へ直通で出られるため、本業先が都内にある兼業大家にとって、通勤の合間や休日に物件の様子を見に行きやすいという地理的なメリットもあります。

また、柏市は単身者向け・ファミリー向けどちらの賃貸需要も見込めるエリアであり、家賃相場も近年緩やかな上昇傾向にあります。兼業で賃貸経営を始める方にとって、需要面での不安が比較的少ないエリアといえます。

とはいえ、実際の対応をすべて自分の時間で賄おうとすると、本業との両立が難しくなる場面も出てきます。地理的なアクセスの良さを活かしつつ、日常的な実務は管理会社に任せるという分担が、無理のない兼業大家としての運営スタイルにつながります。

休日を使って現地に足を運ぶ意味

管理を管理会社に任せていても、休日などを使って定期的に物件の外観や共用部を見に行くことには意味があります。管理会社からの報告だけでは伝わりにくい、周辺環境の変化や建物の細かな劣化に、オーナー自身が気づけることがあるためです。

すべてを管理会社任せにするのではなく、「実務は任せつつ、大きな方針判断は自分で行う」という関わり方を保つことで、兼業であっても物件への理解を深めながら経営を続けることができます。柏駅周辺や柏の葉キャンパス駅周辺のように再開発・新規供給の動きがあるエリアでは、周辺に新しい競合物件ができていないかを自分の目で確認しておくことにも意味があります。無理のない範囲で、年に数回程度、現地の様子を確認する機会を作っておくとよいでしょう。

将来的に物件を増やしたい場合の考え方

兼業大家の中には、将来的に複数物件の所有を目指している方もいます。所有物件が増えるほど、自主管理での対応は時間的に難しくなるため、早い段階から管理委託の体制を整えておくことが、規模拡大をスムーズに進めるための土台になります。1棟目は何とか自分で対応できていても、2棟目・3棟目と増えるにつれて、入居者対応や修繕手配が同時期に重なる場面も増えていきます。

また、物件を増やす際には、金融機関から賃貸経営の実績を確認されることもあります。管理会社からの月次報告書や年間の収支資料がきちんと残っていれば、こうした場面でも説明がしやすくなります。柏エリアで物件を増やしていきたい方は、この観点からも早めに管理体制を整えておく意味があります。

管理を任せられる体制が整っていれば、本業を続けながらでも、無理のないペースで賃貸経営を広げていくことができます。柏エリア内で複数の物件を持つ場合、同じ管理会社にまとめて委託することで、報告の受け取りや連絡の窓口が一本化され、兼業でも状況を把握しやすくなるという利点もあります。

家族の理解を得ておくことの大切さ

兼業大家として賃貸経営を続ける場合、本人だけでなく、家族の理解や協力も運営を安定させるうえで意外と重要な要素になります。緊急連絡先を家族と共有しておく、確定申告の時期に家庭内でのスケジュール調整を行うなど、家族を巻き込んだ体制づくりをしておくと、いざというときにも慌てずに対応できます。

管理会社に実務を任せている場合でも、「何かあったときの最終的な連絡先はオーナー自身である」という点は変わりません。家族にも大まかな運営状況を共有しておくことで、オーナーが対応できない状況が生じた際のリスクにも備えられます。

具体的には、どこの管理会社に委託しているか、担当者の連絡先、家賃の入金口座、火災保険の加入内容といった基本情報を、家族が確認できる形でまとめておくとよいでしょう。柏の物件を所有していることは家族も知っているが、管理の実態は本人しか把握していない、という状態は、いざというときに家族を困らせることになります。書類一式を保管している場所だけでも共有しておくと安心です。

柏で兼業大家として運営したい方は晃南土地へ

柏エリアで会社員をしながら賃貸経営を続けている、またはこれから始めたいという方からのご相談は、晃南土地でも承っています。平日の日中は連絡が取りにくいという方も、まずはお問い合わせフォームからご連絡いただければ、ご都合のよい時間帯に合わせて対応いたします。本業との両立の仕方や、管理を任せる範囲についてあわせて整理したいという方は、柏の賃貸経営について「晃南土地」に相談するからお気軽にご連絡ください。対面でじっくり相談したい方は、総合不動産「晃南土地」我孫子店への来店予約もご利用いただけます。

まとめ

会社員をしながら柏で大家を続けるには、時間的な制約を前提に、対応できる範囲とできない範囲を整理し、無理のない形で管理会社に任せることが大切です。管理委託は「時間を買う」という発想で捉えることもでき、本業に集中しながら賃貸経営を続けるための現実的な選択肢になります。

本業との両立について相談したい方は、柏の賃貸経営について「晃南土地」に相談するをご利用ください。対面でじっくり話したい方は、総合不動産「晃南土地」我孫子店への来店予約からお進みいただけます。管理サービス全体の内容を先に知りたい方は、「晃南土地」の賃貸管理サービスを詳しく見るをご覧ください。

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