【学生向け】家賃+生活費の実額|我孫子での月次モデルケース

第1章:【学生向け】我孫子で始める「一人暮らし」の期待と不安

「大学への進学を機に、我孫子で一人暮らしを始める」

「キャンパスの近くで、初めての自炊やアルバイトを経験する」

中央学院大学をはじめ、多くの学生が学び、集う街、我孫子。

都心へのアクセスも良く、手賀沼の豊かな自然も感じられるこの街で、新しい学生生活をスタートさせることに、大きな期待を膨らませていることでしょう。

しかし、期待と同時に、大きな不安もありませんか?

「我孫子での一人暮らし、毎月いくらかかるんだろう?」

「家賃と生活費、全部あわせてどれくらい準備すれば安心?」

親御さんにとっても、お子様を送り出す上で最も気になるのが、この「お金」の問題です。

特に生活費は、食費、光熱費、交際費など、何にどれだけかかるのか、初めての一人暮らしでは想像がつきにくいものです。

私たち晃南土地は、ここ我孫子で長年、多くの学生さんのお部屋探しをお手伝いしてきました。

だからこそ、この街のリアルな家賃相場や、学生さんたちの暮らしぶりを熟知しています。

この記事では、「専門性(不動産・金融)× 地域性(我孫子)× 行動提案(節約術)」をテーマに、我孫子での学生生活にかかるリアルな家賃+生活費の実額を、具体的なモデルケースと共にご紹介します。

まずはこの記事で「我孫子で暮らすために必要なお金」の全体像を掴むこと。

それが、不安を解消し、充実したキャンパスライフを踏み出すための第一歩です。


第2章:なぜ「学生」の一人暮らしに我孫子市が選ばれるのか?

そもそも、なぜ多くの学生が、一人暮らしの場所として我孫子市を選ぶのでしょうか。

その理由は、我孫子が持つ「学生生活に最適なバランス」にあります。

1. 充実した教育環境とキャンパス

我孫子市には中央学院大学があり、多くの学生が学んでいます。キャンパス周辺は、学生向けの物件や飲食店も集まりやすく、活気があります。

また、JR常磐線・成田線が乗り入れており、柏や松戸、さらには都心方面のキャンパスへ通う学生にとっても、交通の利便性が高いのが特徴です。

2. 「家賃」と「生活費」のコストバランス

これが最大の理由かもしれません。

都心(東京23区)と比較した場合、我孫子の家賃相場は明らかにリーズナブルです。

例えば、山手線沿線で同じ条件の部屋を探す場合、家賃は1.5倍~2倍になることも珍しくありません。

家賃は生活費の中で最も大きな割合を占める「固定費」です。

この固定費を抑えられる我孫子は、学生やそのご家族にとって、経済的な負担を大幅に軽減できる「賢い選択肢」と言えます。

3. アルバイト先の豊富さ

学生生活と切っても切り離せないのが「アルバイト」です。

我孫子駅周辺には、イトーヨーカドーやあびこショッピングプラザなどの大型商業施設をはじめ、飲食店、コンビニ、塾講師など、多様なアルバイト先が存在します。

さらに、電車でわずか数分の「柏駅」は、千葉県内でも有数の商業集積地。より多くの選択肢の中からアルバ

イトを探すことも容易です。

4. 暮らしやすい生活環境

都心へのアクセスが良い「利便性」と、手賀沼に代表される「豊かな自然」が共存しているのが我孫子の魅力です。

適度に都会で、適度にのどか。

騒がしすぎず、不便すぎない。この「ちょうどいい」住環境が、初めて一人暮らしをする学生にとって、安心して生活できる基盤となっているのです。

学業に集中しつつ、アルバイトやプライベートも充実させたい。

そんな欲張りな学生生活を実現できるポテンシャルが、我孫子にはあります。


第3章:我孫子の学生向け「家賃相場」徹底リサーチ

生活費のシミュレーションを始める前に、まずは最大の固定費である「家賃」の相場を把握しましょう。

我孫子市は広く、エリアによっても家賃は変動します。

私たち晃南土地が学生の皆様に物件をご紹介する際、特によくご案内するエリアの相場観です。

我孫子駅 北口・南口エリア

駅徒歩圏内(15分以内)は、利便性を重視する学生に最も人気があります。

飲食店やスーパー、銀行などが集中しており、アルバイトや買い物にも便利です。

  • ワンルーム (1R) / 1K(20㎡前後)
    • 相場:4.5万円 ~ 6.0万円
    • 特徴:築年数が浅い、オートロック付き、バストイレ別などの「条件が良い」物件はこの価格帯になります。特に駅近の好条件物件は人気が集中します。
  • 「安さ」重視の 1R / 1K
    • 相場:3.0万円 ~ 4.5万円
    • 特徴:駅からの距離が少し離れる(徒歩15分~)、築年数が経過している(築25年以上)、バストイレが一緒(3点ユニット)など、何かしらの「妥協点」を受け入れると、この価格帯でも見つかります。

中央学院大学 周辺エリア(天王台・東我孫子エリア含む)

キャンパスへの近さを最優先する学生に人気のエリアです。

  • ワンルーム (1R) / 1K
    • 相場:3.0万円 ~ 5.0万円
    • 特徴:我孫子駅周辺よりも全体的に家賃相場は下がります。学生向けの単身アパートが非常に多く、同級生が近くに住んでいる安心感もあります。
    • 大学まで自転車や徒歩で通えるため、毎日の「交通費」がかからない点が、生活費全体で見ると大きなメリットになります。

<晃南土地からのワンポイント・アドバイス>

家賃を考える際は、家賃本体の金額だけでなく「管理費(共益費)」も必ずチェックしてください。

例えば、

A物件:家賃4.5万円 + 管理費5,000円 = 合計 5.0万円

B物件:家賃4.8万円 + 管理費なし = 合計 4.8万円

この場合、月々の支払いはB物件の方が安くなります。

我孫子での学生生活では、家賃+管理費の合計で「4.5万円~5.5万円」あたりを予算の中心としてお部屋探しをされる方が最も多いボリュームゾーンです。


第4章:【モデルケース】我孫子学生のリアルな「生活費」内訳

では、いよいよ本題です。

家賃を「50,000円」(管理費込み)と仮定して、我孫子で暮らす学生の1ヶ月の生活費モデルケースをシミュレーションしてみましょう。

<前提条件>

  • 我孫子駅周辺の家賃5万円のアパートで一人暮らし
  • 中央学院大学に自転車で通学(交通費ゼロ)
  • 仕送りとアルバイトで生活
  • 自炊を基本とする

【我孫子学生の1ヶ月の生活費モデルケース】

項目金額(円)内容・補足
家賃50,000(※第3章参照)管理費込み。最大の固定費。
食費25,000最重要変動費。自炊中心の場合。外食・コンビニが増えると即3万円超え。
光熱費10,000(電気 4,000円 / ガス 4,000円 / 水道 2,000円)
※ガスの種類(都市ガスかプロパンか)で変動。エアコンを使う夏冬は電気代UP。
通信費8,000(スマホ代 4,000円 / 自宅インターネット代 4,000円)
※格安SIMの利用、ネット無料物件などで変動。
交通費5,000大学への通学費はゼロ。アルバイト先(柏など)への交通費や、友人と遊びに行く際の電車代。
交際費15,000サークル活動、友人との食事(飲み会)、イベント参加費など。
雑費10,000日用品(トイレットペーパー、洗剤など)、散髪代、書籍代、衣類など。
貯金・予備費7,000急な出費(冠婚葬祭、医療費)や、旅行、趣味のための積立。
【合計】130,000円

いかがでしょうか。

家賃5万円とした場合、月々13万円というのが一つのリアルな目安となります。

もちろん、これはあくまで一例です。

「食費はもっと抑えられる」「交際費はもっと必要」など、ライフスタイルによって内訳は大きく変わります。

<親御さんへのアドバイス>

仕送りとしていくら支援するかを考える際、この「13万円」というラインを基準に、

「家賃(5万円)だけは仕送りする」

「家賃+光熱費(合計6万円)を仕送りする」

「生活費全額(13万円)を仕送りし、アルバイト代は自由にさせる」

など、ご家庭の方針を決める参考にしてください。

<学生さんへのアドバイス>

もし仕送りが家賃のみ(5万円)だった場合、残りの8万円(13万円 – 5万円)を自分で稼ぐ必要があります。

時給1,100円のアルバイトなら、月約73時間(週に18時間程度)働く計算になります。

我孫子での学生生活と学業、アルバイトのバランスを考える上で、この「8万円」という数字は一つの目標値となるでしょう。


第5章:生活費を賢く抑える!我孫子の「学生」向け節約術

月々13万円という生活費は、学生にとって決して楽な金額ではありません。

しかし、我孫子という土地の特性を活かせば、生活費を賢く抑える「節約術」がいくつも存在します。

「行動提案」として、今日から実践できる具体的なテクニックをご紹介します。

1. 食費:自炊こそ最強の節約(我孫子のスーパーを活用)

生活費の中で最もコントロールしやすいのが「食費」です。

我孫子での自炊生活を強力にサポートしてくれるのが、地元のスーパーマーケットです。

  • イトーヨーカドー我孫子店(駅南口):夜の「おつとめ品」狙いはもちろん、プライベートブランド「セブンプレミアム」は節約の強い味方です。
  • ベルク(我孫子南店など):地域密着型のスーパー。安価な野菜や肉が手に入ります。
  • 業務スーパー:我孫子市内にも店舗があります。冷凍野菜や調味料、パスタなど、大容量・低価格の食材は学生の必需品。友人とシェアするのも賢い方法です。

外食やコンビニ弁当は1食500円~800円かかりますが、自炊なら1食200円~300円に抑えられます。

この差額(1食300円)が、1日2食(昼・夜)続けば、1ヶ月で約18,000円もの節約に繋がります。

2. 移動:自転車(チャリ)の活用で交通費ゼロ

我孫子市(特に平坦なエリア)での学生生活において、自転車は「必須アイテム」です。

中央学院大学への通学はもちろん、我孫子駅周辺での買い物、少し離れたスーパーへの買い出し、手賀沼へのサイクリングなど、自転車が1台あるだけで行動範囲が劇的に広がります。

バス代や電車代(初乗り100円以上)をコツコツ節約できるため、年間にすれば大きな金額になります。

3. アルバイト:我孫子・柏エリアで効率よく稼ぐ

生活費を「削る」だけでなく、「稼ぐ」ことも重要です。

前述の通り、我孫子駅周辺には多様なアルバイトがあります。

もし「もっと時給の良いところで働きたい」「おしゃれなカフェで働きたい」という希望があれば、JR常磐線で約7分、「柏駅」まで足を延ばしましょう。

柏は「千葉の渋谷」とも呼ばれる一大商業地。求人数が圧倒的に多く、時給相場も我孫子より高い傾向にあります。

移動時間を考慮しても、柏で効率よく稼ぐという選択は非常に「アリ」です。

4. 【不動産屋の視点】物件選びで固定費を削る

これは「入居前」のテクニックですが、非常に重要です。

  • 「都市ガス」物件を選ぶ:ガスには「都市ガス」と「プロパンガス(LPガス)」があります。一般的に、プロパンガスは都市ガスよりも1.5倍~2倍程度料金が高いです。物件探しの際、「都市ガスですか?」と一言確認するだけで、入居後の光熱費が大きく変わります。
  • 「インターネット無料」物件:一見お得に見えますが、速度が遅い、回線が不安定といったケースも。オンラインゲームや動画配信を多用する学生は、速度を確認するか、自分で回線を引く(月4,000円程度)前提で物件を選んだ方がストレスがない場合もあります。

私たち晃南土地では、こうした「入居後の生活費」まで見据えた、学生の皆さんにとって本当に賢いお部屋探しをサポートしています。


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第6章:【要注意】月々の「生活費」以外にかかる「初期費用」

これまでは「月々」の生活費についてシミュレーションしてきました。

しかし、我孫子での一人暮らしをスタートするためには、月々の費用とは別に、まとまった「初期費用」が一度だけ必要になります。

この初期費用を準備しておかないと、新生活が始まった途端に生活費が圧迫され、苦しいスタートになってしまいます。

「何に」「いくら」かかるのか、最低限必要なラインを知っておきましょう。

1. 賃貸契約の「初期費用」(家賃の4~6ヶ月分)

部屋を借りるために、最初にかかるお金です。これが最も大きな出費となります。

目安は「家賃の4~6ヶ月分」

例えば、家賃5万円の物件なら、20万円~30万円が相場です。

<主な内訳>

  • 敷金(家賃1ヶ月分):退去時の修繕費用に充てられる、預けておくお金。
  • 礼金(家賃1ヶ月分):大家さんへのお礼として支払うお金。(※最近は「礼金ゼロ」の物件も増えています)
  • 前家賃(家賃1ヶ月分):入居する月の家賃を先に支払います。
  • 仲介手数料(家賃0.5~1ヶ月分+税):私たち不動産会社へお支払いいただく手数料です。
  • 火災保険料(約1.5万円~2万円 / 2年間):万が一の火事や水漏れに備える必須の保険です。
  • 鍵交換費用(約1.5万円~3万円):防犯のため、新しい鍵に交換する費用です。
  • 保証会社利用料(家賃0.5~1ヶ月分):連帯保証人(親御さん)がいても、利用を必須とする物件が増えています。

<晃南土地からのアドバイス>

私たち晃南土地では、学生の皆さんの負担を少しでも減らせるよう、「礼金ゼロ」「敷金ゼロ(※条件あり)」の物件や、初期費用を抑えた「学割」的なプランもご用意しています。お部屋探しの際に「初期費用を抑えたい」と遠慮なくご相談ください。

2. 引っ越し費用(3万円~10万円)

実家から我孫子へ荷物を運ぶ費用です。

学生の場合、荷物が少ない「単身パック」などを利用するのが一般的です。

  • 節約術:荷物が最も少ない「3月上旬まで」や「4月以降」に引っ越すと、料金が安い傾向にあります。3月下旬は繁忙期のピークで最も高額になります。
  • 究極の節約術:自家用車やレンタカーで家族が運ぶ。これができれば大幅に節約可能です。

3. 家具・家電の購入費用(10万円~20万円)

新生活に最低限必要なアイテムです。

  • 必須アイテム:ベッド(布団)、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、カーテン、照明器具
  • 節約術:「新学生生活セット」などで安く一括購入する、リサイクルショップを活用する、フリマアプリを利用する、実家から不要なものをもらう、などが有効です。
  • 我孫子市内にもリサイクルショップや家電量販店はありますし、柏まで出れば選択肢は無限に広がります。

これら①~③を合計すると、家賃5万円の部屋でも最低35万円~60万円は「初期費用」として見ておく必要があります。

月々の生活費とは別枠で、親御さんとしっかり相談して準備しておきましょう。


第7章:【学生向け】我孫子で「生活費」をどう稼ぐか?

月々13万円の生活費(家賃5万円+その他8万円)。

この費用を「仕送り」と「アルバイト」でどう分担するかは、学生生活のスタイルを左右する重要な問題です。

1. 「仕送り」と「奨学金」のリアル

全国大学生活協同組合連合会(大学生協)の調査によれば、一人暮らしの大学生への仕送り額の平均は「月額 約6万~7万円」というデータがあります。

もし家賃(5万円)を仕送りでまかなえる場合、残りの生活費(約8万円)をどう捻出するかが課題となります。

奨学金を利用するのも一つの方法です。

返済不要の「給付型」と、卒業後に返済が必要な「貸与型」があります。

大学を通じて申し込みますが、安易な利用は禁物です。特に貸与型は「借金」であるという意識をしっかり持ち、卒業後の返済プランまで考えて利用を検討する必要があります。

2. 「アルバイト」:我孫子でいくら稼げるか?

仕送りや奨学金で足りない分は、アルバイトで稼ぐことになります。

第4章のモデルケースでは「月8万円」を稼ぐ必要がありました。

<我孫子エリアのアルバイト時給相場>

  • コンビニ・スーパー:約1,020円~1,100円
  • 飲食店(ホール・キッチン):約1,050円~1,200円
  • 塾講師(個別指導など):約1,200円~1,800円

仮に時給1,100円の飲食店で働いた場合、月8万円を稼ぐには約73時間(週4日、1日4.5時間ペース)の労働が必要です。

<我孫子 vs 柏:アルバイト戦略>

  • 我孫子で働くメリット
    • 移動時間がゼロ。自転車や徒歩で通える。
    • 時間を効率的に使える。空きコマ(授業と授業の間)にサッと働くことも可能。
    • 地域密着。地元の人との繋がりができる。
  • 柏で働くメリット
    • 求人数が圧倒的に多い。アパレル、カフェ、イベント系など職種が豊富。
    • 時給がやや高い傾向にある。(我孫子+50円~100円程度)
    • まかないが出る飲食店なども多く、食費の節約に繋がることも。

我孫子⇔柏の往復交通費(約300円)と移動時間(往復約30分)を考慮しても、柏で高時給・高待遇のバイトを見つけるのは、生活費を稼ぐ上で非常に賢い戦略です。

3. 学業とのバランスこそが最優先

最も重要なことを忘れてはいけません。あなたの本分は「学業」です。

生活費のためにアルバイトを詰め込みすぎ、授業に出られない、単位を落として留年する…となっては本末転倒です。留年すれば、余計に1年分の家賃と生活費(150万円以上)がかかってしまいます。

我孫子での学生生活は、無理のない資金計画と、学業・アルバイトの時間管理が成功のカギです。


第8章:【晃南土地推薦】学生向け「我孫子お部屋探し」の極意

私たちは我孫子で数多くの学生さんのお部屋探しをお手伝いしてきました。

その経験から、「失敗しない」ための物件選びの「極意」を、不動産のプロの視点からお伝えします。

極意①:「家賃」は手取り(仕送り+バイト代)の「3分の1」以下に

これは鉄則です。

例えば、毎月の収入が15万円(仕送り5万+バイト10万)見込めるなら、家賃は「5万円」が上限です。

もし収入が12万円(仕送り5万+バイト7万)なら、家賃は「4万円」の物件を探すべきです。

背伸びして高い家賃の部屋(新築、駅近、広い部屋)に住んでしまうと、残りの生活費が圧迫され、交際費や食費を極端に切り詰める「苦しい学生生活」になってしまいます。

我孫子には、リーズナブルでも良質な物件がたくさんあります。まずは「無理のない家賃」のラインを確定させましょう。

極意②:内見は「五感」を使え!チェックリスト

内見(物件の内部を見学すること)は、学生さんご本人(と可能なら親御さん)が必ず行うべきです。

  • 【視覚】
    • 日当たり:洗濯物の乾きやすさ、冬の暖房費(光熱費)に直結します。
    • 収納:自分の荷物が収まるか?備え付けのクローゼットの大きさ。
    • 壁の薄さ:コンセント周りなど、壁の構造をチェック。
    • 電波状況:自分のスマホの電波が全室で入るか?
  • 【聴覚】
    • 「音」:窓を閉め切り、30秒間黙ってみてください。外の交通量、近隣の工場の音、隣室の生活音(聞こえすぎたら要注意)が分かります。
  • 【嗅覚】
    • 「臭い」:玄関、キッチン、浴室、トイレ。カビ臭さや下水の臭いがしないか。
  • 【触覚】
    • 水圧:キッチンや浴室の蛇口をひねり、水の勢いを確認。
  • 【周辺環境】
    • 「夜道」:駅や大学から物件までの帰り道。特に女子学生は、暗すぎないか、人通りはあるか、親御さんと一緒に確認を。
    • 「坂道」:地図上では「徒歩10分」でも、我孫子の地形はアップダウンがある場所も。実際に歩いてみて、自転車で通える坂かを確認。

極意③:地元(我孫子)の不動産会社を味方につける

インターネット(検索サイト)で目星をつけるのは良いことですが、最後の決定は「地元の情報」が命です。

我孫子の不動産会社(私たち晃南土地も!)は、ネットに載っていない「掘り出し物」や「空き予定」の物件情報を持っていることがあります。

何より、その物件の「大家さんの人柄」や「住んでいる学生の雰囲気」「本当の治安」など、地域に根付いていなければ分からない生の情報を持っています。

我孫子での学生生活をトータルでサポートできるのが、私たちの強みです。


第9章:地元民が教える!我孫子の「学生」お得情報

我孫子での学生生活を、もっとお得に、もっと豊かにするための「ローカル情報」をご紹介します。

生活費の節約にも繋がりますので、ぜひ活用してください。

1. 手賀沼(てがぬま)を「無料のジム」として活用せよ

我孫子のシンボルである手賀沼。

ここの遊歩道(サイクリングロード)は、学生にとって最高の「無料フィットネスジム」です。

ランニング、ウォーキング、サイクリング…。お金をかけずに健康維持とリフレッシュができます。

生活費を切り詰めて運動不足になる学生は多いですが、我孫子ならその心配は無用です。美しい景色が、あなたの体と心を整えてくれます。

2. 「あびバス」の活用

我孫子市が運営するコミュニティバス「あびバス」は、1回100円~200円で市内を網羅しています。

JRの駅から離れたエリア(例:布佐方面、湖北方面)で安い物件を見つけた場合や、市内の施設(市民図書館、市民体育館など)を利用する際に便利です。

自転車とバスを使いこなすのが「我孫子上級者」です。

3. 我孫子の「ソウルフード」と激安ランチ

我孫子には、学生の空腹を満たしてくれる名物があります。

それは「唐揚げ」。我孫子駅の立ち食いそば店「弥生軒」の巨大な唐揚げ(通称:弥生軒の唐揚げ)は、デカ盛り好きの学生なら一度は挑戦すべきソウルフードです。(※そば・うどんのトッピングです)

また、中央学院大学の学食(学生食堂)は、安くてボリューム満点。学外の人も利用できる場合があります。生活費を浮かせたい時の強い味方です。

4. 柏での「買い物」と「遊び」

我孫子は「ベッドタウン」としての側面が強いため、ファッションや雑貨、専門的な趣味のものを探すなら、やはり「柏」が中心になります。

我孫子で家賃を抑え、柏で遊ぶ。このメリハリが、学生生活を充実させ、結果的に無駄遣いを減らすことにも繋がります。


第10章:【親御さんへ】初めての一人暮らしでサポートすべきこと

お子様の初めての一人暮らし。期待半分、不安半分というのが親御さんの正直な心境かと思います。

我孫子は治安も良く、学生が暮らしやすい街ですが、万が一に備えたサポートは重要です。

不動産屋の視点から、生活費の支援以外でぜひサポートしてあげてほしいポイントをお伝えします。

1. 「連帯保証人」と「保証会社」の理解

賃貸契約では、ほぼ間違いなく「連帯保証人」(多くの場合は親御さん)が必要になります。

連帯保証人とは、お子様が家賃を滞納したり、部屋を著しく破損させたりした場合に、本人と同等の責任を負うということです。

さらに、最近の我孫子の物件では、連帯保証人がいても「保証会社」の利用を必須とするケースが増えています。

これは、家賃滞納リスクを不動産会社や大家さんが回避するためです。

「保証人がいるのに、なぜ別にお金を払うのか?」と疑問に思われるかもしれませんが、これが現在のスタンダードになりつつあります。契約時の「初期費用」としてご認識ください。

2. 「火災保険(学生賠償責任保険)」への加入

初期費用で解説した「火災保険」は、基本的に「大家さんの建物・家財」を守るためのものです。

学生生活で怖いのは、本人の過失による「他人への賠償」です。

  • 自転車で人にぶつかり怪我をさせた(高額賠償)
  • 部屋で水漏れを起こし、階下の住人の家財をダメにした
  • 友人を招いた際、騒音で近隣とトラブルになった

こうしたリスクに備えるため、大学で案内される「学生総合共済」や「学生賠償責任保険」への加入を強くお勧めします。月々の生活費とは別に、年間数千円~1万円程度の「安心料」として、親御さんが手続きをサポートしてあげてください。

3. お金(生活費)の「ルール」を決めておく

仕送りの日、金額、そして「万が一、生活費が足りなくなったらどうするか」というルールを明確に決めておきましょう。

「追加の仕送りは絶対にしない」のか、「病気や冠婚葬祭の時は別途送る」のか。

ここを曖昧にすると、学生側もお金の管理がルーズになりがちです。

我孫子という「適度に便利な」環境だからこそ、お金の管理能力を養う絶好の機会でもあります。


第11章:まとめ:我孫子での学生生活は「お金の計画」から

我孫子での一人暮らしは、学業に集中できる環境と、アルバイトや遊びにも便利なアクセスを両立できる、学生にとって非常に魅力的な選択肢です。

しかし、その充実した生活は、リアルな「お金の計画」の上に成り立っています。

今回シミュレーションした【家賃5万円+生活費8万円=合計13万円】というモデルケース。

これは、我孫子で学生生活を送る上での一つの「基準」となる数字です。

この基準を元に、

「自分はもっと自炊を頑張るから、食費は2万円に抑えよう」

「サークル活動を頑張りたいから、交際費は2万円必要だ」

「だから、家賃は4.5万円の部屋を探そう」

「月9万円稼ぐために、我孫子と柏でアルバイトを組み合わせよう」

と、自分だけの資金計画を立てることが、不安を解消する何よりの特効薬となります。私たち晃南土地は、ここ我孫子市で、不動産の専門家として、そして地域を愛する地元企業として、皆さんの新生活を全力で応援しています。

「学生向けの安い物件を探している」

「生活費を抑えられる『都市ガス』の部屋がいい」

「中央学院大学まで自転車で通える範囲で、一番条件のいい部屋は?」

どんな些細なご相談でも構いません。

あなたの我孫子での学生生活が、最高のものになるように。

お部屋探しという「スタートライン」から、私たちが責任を持ってサポートいたします。

どうぞお気軽に、晃南土地の窓口へお越しください。

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