内見で何を見る?我孫子で中古マンションをリノベ前提で購入するときのチェックリスト

- 1. 「リノベ前提」の内見はここが違う!我孫子の中古マンション購入
- 2. 【重要】リノベの自由度を左右する「構造」のチェック
- 3. 間取り変更の鍵!「水回り」の配管(PS)位置を確認
- 4. 「共用部分」と「専有部分」の境界線を見極める
- 5. 隠れたコストを見抜け!専有部分の「インフラ」劣化具合
- 6. 空間の「開放感」を決める。天井高と梁(はり)のチェックリスト
- 7. 「快適性」の土台。音・断熱・換気性能のチェックリスト
- 8. マンションの「健康状態」を診断。共用部分のチェックリスト
- 9. 【最重要】リノベの「ルール」を知る。管理規約のチェックリスト
- 10. 「変えられない価値」立地と周辺環境のチェックリスト
- 11. 我孫子で「リノベ前提」の中古マンション購入をプロと相談
- 晃南土地は皆様からのお問い合わせ・ご来店予約をお待ちしております
1. 「リノベ前提」の内見はここが違う!我孫子の中古マンション購入
「中古マンションを購入して、自分好みにリノベ(リノベーション)したい」。千葉県我孫子市で、そんな賢い住まい選びを検討される方が増えています。しかし、「リノベ前提」で中古マンションの内見に行く際、購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためには、通常の内見とはまったく異なる視点を持つ必要があります。
一般的な中古マンションの内見では、壁紙の綺麗さや設備の「現在の状態」に目が行きがちです。しかし、リノベ前提の購入で見るべきは、そこではありません。見るべきは、その物件が持つ「可能性(ポテンシャル)」と、リノベを阻害する「制約(制限)」です。
いくら内装が古くても、リノベで一新できる部分は問題ありません。本当に重要なのは、「間取り変更がどこまで可能か」「水回りは移動できるか」「管理規約でリノベに制限はないか」といった、リノベの自由度に関わる「建物の根本的な部分」です。
我孫子エリアには、築年数が経過していても立地が良く、リノベの「素地」として非常に魅力的な中古マンションが数多く存在します。この記事では、我孫子で中古マンションをリノベ前提で購入する際、内見で絶対にチェックすべきプロの視点を、具体的なリスト形式で徹底解説していきます。
2. 【重要】リノベの自由度を左右する「構造」のチェック
我孫子で中古マンションを購入し、理想の間取りにリノベしたいと考えたとき、その夢を叶えられるかどうかを決定づける最大の要因が「建物の構造」です。内見時にまず確認すべき、最も重要なポイントと言えます。
マンションの構造は、大きく分けて「ラーメン構造」と「壁式構造」の2種類があります。
1. ラーメン構造(リノベ向き)
「ラーメン」とはドイツ語で「枠」を意味し、柱と梁(はり)で建物を支える構造です。
- 特徴: 柱と梁で強度を保っているため、室内の壁(間仕切り壁)の多くは構造に関係なく、撤去することが可能です。
- 見分け方: 部屋の四隅に太い柱(柱型)や、天井に梁(梁型)が出っ張っていることが多いのが特徴です。間取り図でも柱が太く描かれています。
- メリット: リノベの自由度が非常に高く、壁を取り払って広々としたLDKを作るといった大胆な間取り変更に向いています。我孫子で中古マンションを購入し、スケルトン(骨組み)状態からのリノベを考えるなら、この構造が前提となります。
2. 壁式構造(リノベに制限あり)
柱や梁ではなく、「壁」そのもの(耐力壁)で建物を支える構造です。
- 特徴: 5階建て以下の中低層の中古マンションに多く見られます。室内に柱や梁の出っ張りがなく、スッキリしているのが利点です。
- 見分け方: 部屋の四隅に出っ張りがなく、スッキリしています。
- デメリット: リノベの観点からは、建物を支えている「耐力壁」は絶対に撤去できません。そのため、間取り変更には大きな制約がかかります。購入後に「この壁を抜きたかったのに」と気づいても手遅れです。
内見時には、不動産会社の担当者に「この中古マンションの構造は何ですか?」「撤去できない壁(耐力壁)はどれですか?」と必ず確認しましょう。我孫子で理想のリノベを実現するための購入か、それとも妥協が必要な購入になるか、ここが最初の分岐点です。
3. 間取り変更の鍵!「水回り」の配管(PS)位置を確認
我孫子で中古マンションを購入し、リノベする際の人気の間取り変更として、「独立キッチンを対面キッチンに」「浴室を広くしたい」といった「水回り」の移動が挙げられます。しかし、この水回りのリノベには「配管」という大きな制約が伴います。
内見で必ずチェックすべきなのが、「PS(パイプスペースまたはパイプシャフト)」の位置です。
PS(パイプスペース)とは?
PSとは、マンションの各階を縦に貫通している、共用の「給排水管」や「ガス管」が通っているスペースのことです。このPSは「共用部分」であるため、絶対に動かすことができません。
- 確認方法: 間取り図では「PS」と表記されています。実際の室内では、不自然な出っ張りや、小さな扉(点検口)がある場所がPSであることが多いです。キッチンの脇、洗面所、トイレの奥などによくあります。
- なぜ重要か: トイレやキッチンの排水は、このPSに向かって「勾配(傾き)」をつけて流す必要があります。そのため、リノベで水回りを移動させる場合、このPSから極端に離れた場所への移動は物理的に困難(床を大幅に上げる必要があるなど)か、不可能なケースがほとんどです。
- 特に注意すべき「床スラブ」:中古マンションの床の構造には「直床(じかゆか)」と「二重床(にじゅうゆか)」があります。二重床であれば床下に空間があるため、ある程度の配管移動(リノベ)は可能ですが、直床(床スラブに直接床材を貼っている)の場合、配管の自由度はほぼありません。
我孫子で中古マンションを購入する内見時、「このキッチンをあちらに動かしたい」という希望があるなら、まずPSの位置を確認し、リノベの専門家(不動産会社やリノベ会社)に「このPSの位置で、希望の場所まで移動可能か」を相談することが、購入判断の必須事項となります。
4. 「共用部分」と「専有部分」の境界線を見極める
中古マンションは、個人の所有物として自由にリノベできる「専有部分」と、住民全員の共有財産であるため絶対にリノベできない「共用部分」に明確に分かれています。我孫子で中古マンションを購入し、リノベを検討する際、この「境界線」を見誤ると、購入後に「やりたかったリノベが規約違反でできなかった」という最悪の事態を招きます。
内見時には、「どこからが共用部分か」を意識してチェックすることが極めて重要です。
【リノベ不可(共用部分)の代表例】
1. 窓サッシ・網戸
内見で最も注意すべきポイントの一つです。窓サッシ(窓枠)や網戸、窓ガラスは「共用部分」と定められている中古マンションがほとんどです。
- 落とし穴: 「我孫子の冬は寒いから、購入後に断熱性の高いペアガラスのサッシに交換しよう」と考えていても、原則として個人での交換はできません。
- 対策: 寒さや結露が気になる場合は、リノベで「内窓(二重窓)」を設置する(これは専有部分の工事として認められることが多い)という対策が一般的です。内見時にサッシの古さや結露の跡をチェックしましょう。
2. 玄関ドア
玄関ドアも共用部分です(鍵や、ドアの内側の塗装のみ専有部分と認められる場合もあります)。
- 落とし穴: 「デザインが古いから、おしゃれなドアに交換したい」「防犯性の高いディンプルキーのドアにしたい」と思っても、ドア本体の交換はできません。
3. バルコニー(ベランダ)
バルコニーは「専用使用権が認められた共用部分」です。
- 落とし穴: 「ウッドデッキを敷き詰めたい」「スロップシンク(水栓)を後付けしたい」といったリノベ(躯体に影響を与える工事)は、管理規約で禁止されている場合がほとんどです。避難経路も兼ねているため、大きな物置を置くことも制限されます。
我孫子で中古マンションを購入する前に、これらの「変えられない部分」を正確に把握し、それを受け入れた上でリノベ計画を立てることが、賢い購入の鉄則です。
5. 隠れたコストを見抜け!専有部分の「インフラ」劣化具合
リノベ前提で我孫子の中古マンションを購入する際、壁紙や床の汚れは気にする必要はありません。どうせリノベで綺麗にするからです。しかし、「壁や床の内部」に隠れている「インフラ(設備)」の状態は、リノベ費用に数十万~数百万単位で影響を与えるため、内見時に可能な限りチェックする必要があります。
「見えない部分」の劣化具合は、購入後に発覚すると「隠れたコスト」として重くのしかかります。
1. 電気(分電盤・コンセント)
- チェックポイント: 分電盤(ブレーカー)を開けて、「容量(アンペア数)」と「回路数」を確認します。
- 落とし穴: 築年数の古い中古マンションでは、30A(アンペア)や40Aなど容量が小さく、回路数も少ない場合があります。現代のようにエアコン、食洗機、電子レンジ、乾燥機を同時に使う生活では、すぐにブレーカーが落ちてしまいます。
- リノベでの影響: 容量が足りない場合、リノベ時に「幹線(建物から部屋に引き込む大元の電線)」の交換や、分電盤の大型化が必要となり、高額な追加工事費がかかる可能性があります。マンション全体の容量制限で、希望のアンペア数に上げられないケースすらあります。
2. 給排水管(サビ・漏水のリスク)
- チェックポイント: シンク下や洗面台下の収納扉を開け、配管の状態を目視で確認します。
- 落とし穴: 1990年代後半以前の中古マンションでは、給水管に「鉄管(ライニング鋼管)」が使われていることがあります。鉄管は内部がサビやすく、リノベで水回りを触った刺激で、購入後に「赤水」や「漏水」を引き起こすリスクがあります。
- リノベでの影響: 鉄管が使われている場合、リノベの際には専有部分の給水管・給湯管をすべて「樹脂管(ポリブテン管など)」に交換するリノベ(配管更新)が強く推奨されます。これは数十万円のコスト増となりますが、我孫子で中古マンションを購入し、長く安心して住むためには必須の投資です。
3. ガス(給湯器)
- チェックポイント: 給湯器(バルコニーやPS内に設置)の製造年月日を確認します。
- 落とし穴: 給湯器の寿命は約10年~15年です。購入時に寿命が近い場合、入居後すぐに交換(15万~30万円程度)が必要になることをリノベ予算に組み込んでおく必要があります。
これらのインフラの状態は、中古マンションの購入価格が適正か、リノベにいくら費用がかかるかを判断する上で、極めて重要な情報となります。
6. 空間の「開放感」を決める。天井高と梁(はり)のチェックリスト
我孫子で中古マンションを購入し、リノベで開放的な空間を手に入れたいと考える方は多いでしょう。その「開放感」に最も大きな影響を与えるのが、実は「天井の高さ」です。壁紙や床はリノベで自由に変えられますが、天井の高さ(正確には天井裏のコンクリートスラブまでの高さ)は、基本的に変えることができません。
内見時には、メジャー(スケール)を持参し、実際の天井高を測ってみることを強く推奨します。
1. 天井の高さ(20cmの違いが大きな差に)
- チェックポイント: 一般的な中古マンションの天井高は2m40cm程度ですが、築年数が古い物件では2m30cm台と低いこともあります。逆に、2m50cm以上あれば、リノベ後の開放感は格段に高まります。
- リノベでの影響: 天井高が低いと、リノベで床を上げたり(二重床)、天井に断熱材を入れたりすると、さらに圧迫感が出てしまう可能性があります。中古マンションを購入する段階で、この「元の高さ」が非常に重要です。
2. 梁(はり)の位置と大きさ
「ラーメン構造」の中古マンションでは、室内に柱や「梁」が出っ張ることが多いです。この梁もリノベでは撤去できません。
- チェックポイント: 部屋の隅や窓際、部屋の中央を横切るように天井から下がっている「梁」がないか、その位置と「下がり幅(どれくらい出っ張っているか)」を確認します。
- リノベでの影響: 大きな梁が目立つ位置にあると、リノベで間取りを変更した際に、新しい空間の真ん中に梁が来てしまい、圧迫感の原因になることがあります。また、ダウンライトなどの照明計画や、キッチン換気扇のダクト経路にも制約が出る場合があります。
- 逆利用も: ただし、梁をあえて「見せ梁」としてデザインに活かし、リノベのアクセントにする手法もあります。我孫子で中古マンションを購入する際、この梁を「障害」と見るか「個性」と見るかは、リノベのプラン次第です。
3. 天井の構造(二重天井か直天井か)
- チェックポイント: 天井を軽く叩いてみて、音が響くか(二重天井)、硬く響かないか(直天井)を確認します。(専門家でないと難しい場合もあります)
- リノベでの影響: 「二重天井」であれば、天井裏の空間に照明の配線を自由に動かしたり、埋め込み式(ダウンライト)にしたりするリノベが容易です。一方、「直天井(コンクリートに直接壁紙)」の場合、配線を動かすためには配管を露出させるか、天井を新しくふかす(下げる)必要があり、コストやデザインに影響します。
我孫子での中古マンション 購入時、この「天井」というキャンバスの大きさと形状を把握しておくことが、理想のリノベ空間を実現するための鍵となります。
7. 「快適性」の土台。音・断熱・換気性能のチェックリスト
リノベで内装は新築同様にピカピカにできても、「音」「寒さ・暑さ」「ニオイ」といった「快適性」に関わる根本的な性能は、リノベだけでは改善に限界がある場合があります。我孫子で中古マンションを購入する内見時には、これら「目に見えない性能」を五感でチェックすることが非常に重要です。
1. 「音」の問題(上下左右の生活音)
中古マンションのトラブルで最も多いのが騒音問題です。リノベで床材を変更する際にも規約(遮音等級)が関わってきます。
- チェックポイント:
- 壁の厚さ: 隣戸との境の壁(戸境壁)を軽く叩いてみます。コンクリートの硬い音がすれば「乾式壁(石膏ボード)」ではなく「コンクリート壁」の可能性が高く、遮音性は比較的期待できます。(ただし確実ではありません)
- 静かな時間帯の内見: 可能であれば、住民の在宅率が高い「土日の午前中」や「平日の夕方」など、生活音が聞こえやすい時間帯に再度内見をさせてもらうのも手です。
- 不動産会社へのヒアリング: 「過去に騒音トラブルはなかったか」「上下左右の住民構成(家族か単身かなど)」を率直に聞いてみましょう。
 
2. 「断熱」の問題(窓と外壁)
リノベ前提の中古マンションで最も見落とされがちなのが「断熱性能」です。
- チェックポイント:
- 窓サッシ: サッシが「単板ガラス(一枚ガラス)」か「ペアガラス(二重ガラス)」か。アルミサッシか樹脂サッシか。アルミサッシ+単板ガラスの場合、冬の寒さと結露は覚悟が必要です。(前述の通り、サッシ本体の交換はリノベで困難なため「内窓」設置が前提となります)
- 結露の跡: 窓枠やサッシの下、壁紙(特に北側の部屋の隅)に「カビ」や「シミ」がないか。これは結露が発生しやすい(=断熱性が低い)証拠です。
- 外壁に面する壁: 我孫子の冬は冷えます。外気に面する壁(特に寝室)が極端に冷たくないか、触って確認するのも有効です。
 
3. 「換気」と「ニオイ」(見えない空気の流れ)
- チェックポイント:
- 24時間換気システム: 比較的新しい(2003年以降)中古マンションであれば「24時間換気システム」が義務付けられています。古い物件の場合、自然換気(窓開け)が基本になります。
- 換気扇(キッチン・浴室・トイレ): 正常に作動するか。吸い込みは十分か。リノベで交換するとしても、ダクト(換気経路)が共用部分であるため、根本的な経路変更はできません。
- ニオイ: 玄関ドアを開けた瞬間の「ニオイ(カビ臭、タバコ臭、ペット臭など)」も重要です。これらはリノベで壁紙や床を張り替えても、下地や躯体に染み付いていると取れない場合があります。
 
我孫子で中古マンションを購入し、快適なリノベ生活を送るためには、購入前にこれらの「根本的な性能」をシビアにジャッジする必要があります。
8. マンションの「健康状態」を診断。共用部分のチェックリスト
中古マンションの購入とは、「専有部分」と同時に「共用部分の持分」を購入することでもあります。いくら専有部分を完璧にリノベしても、マンション全体(共用部分)の管理がずさんであれば、建物の劣化は早まり、資産価値は下落し、住み心地も悪化します。
我孫子で中古マンションを購入する際、内見時は部屋の中だけでなく、「マンション全体の健康状態」を診断するつもりで共用部分を徹底的にチェックしましょう。
【管理の「質」が表れるチェックポイント】
1. エントランス・集合ポスト・掲示板
- エントランス: 清潔に保たれているか。照明が切れていたり、ゴミが落ちていたりしないか。
- 集合ポスト: チラシが溢れかえっていないか。壊れたまま放置されていないか。(管理人がきちんと清掃・巡回しているかの指標になります)
- 掲示板: 掲示物が整理整頓されているか。「騒音注意」「ゴミ出しルール違反」といったネガティブな張り紙が多すぎないか。管理組合が正常に機能しているか(総会の議事録などが掲示されているか)がわかります。
2. ゴミ置き場
管理の質が最も顕著に表れる場所です。
- チェックポイント: 収集日でもないのにゴミが散乱していないか。悪臭がひどくないか。分別ルールが守られているか。「カラスよけネット」などの対策がきちんと取られているか。我孫子市のゴミ出しルールが守られているかを確認しましょう。
3. 駐輪場・駐車場
- チェックポイント: 自転車が乱雑に倒れていたり、パンクしたまま放置された自転車(いわゆる「死にチャリ」)が多くないか。駐車場のラインが消えかけていたり、雑草が生い茂っていたりしないか。
4. 廊下・階段・エレベーター
- チェックポイント: 廊下や階段に私物(ベビーカー、タイヤ、傘立てなど)が常時放置されていないか。(消防法や景観の問題だけでなく、住民のモラルがわかります)
- エレベーター: 定期点検のステッカーが最新のものか。内部に落書きや異臭はないか。
これらの共用部分の状態は、そこに住む人々の「民度」と「管理組合の機能度」を如実に反映します。リノベでは変えられない「住環境」として、我孫子での中古マンション 購入の判断材料にしてください。
9. 【最重要】リノベの「ルール」を知る。管理規約のチェックリスト
ここまで、物理的なチェックポイントを挙げてきましたが、我孫子でリノベ前提の中古マンションを購入する上で、それらと同じか、それ以上に重要なのが「管理規約」という「ルールブック」の存在です。
内見の段階で、購入したい物件が見つかったら、不動産会社を通じて「管理規約」と「使用細則」を必ず入手し、リノベに関わる項目を事前に確認してください。購入後(契約後)に「規約で禁止されていた」では手遅れです。
【内見〜契約前に必ず確認すべき規約項目】
1. フローリング(床材)の遮音等級
- チェックポイント: リノベのトラブルで最も多い「音」に関するルールです。「フローリングへの変更禁止(カーペット敷きのみ可)」という中古マンションも稀にあります。
- リノベでの影響: フローリング可でも、「L-45(エルよんじゅうご)以下」「ΔLL(I)-4(デルタエルエルアイよん)等級」など、使用できる床材の「遮音等級」が厳しく指定されていることがほとんどです。我孫子の物件で「無垢材を使いたい」などの希望がある場合、この規約をクリアできるか確認が必要です。
2. リノベーション(リフォーム)申請手続き
- チェックポイント: リノベ工事を行う際の「申請ルール」を確認します。管理組合への届け出(図面提出など)はいつまでか。近隣住民への挨拶は必要か。
- リノベでの影響: 工事可能な曜日や時間帯(例:平日9時〜17時のみ、土日祝は音出し工事不可など)が厳しく定められていると、リノベの工期が延び、コストに影響する場合があります。
3. 水回りの移動・設備交換の制限
- チェックポイント: キッチン、浴室、トイレなどの水回りの移動や、設備(給湯器、換気扇など)の交換に関する規定がないか確認します。
4. 専有部分と共用部分の「範囲」の明記
- チェックポイント: 先に述べた「窓サッシ」「玄関ドア」「バルコニー」が、規約上どのように扱われているかを明文化されたもので確認します。
5. ペット飼育の可否・ルール
- チェックポイント: リノベとは直接関係ありませんが、我孫子でペットとの暮らしを考えている方は必須の確認項目です。飼育可でも「大きさ」「頭数」に制限がないか、詳細なルールを確認しましょう。
これらの規約は、中古マンションを購入し、リノベをスムーズに進めるための「羅針盤」です。購入前に必ず専門家(不動産会社)に読み解いてもらいましょう。
10. 「変えられない価値」立地と周辺環境のチェックリスト
リノベで室内はいくらでも変えられますが、リノベで絶対に「変えられない」もの、それが「立地」と「周辺環境」です。我孫子で中古マンションを購入するにあたり、この「変えられない価値」がご自身のライフスタイルに合っているかを内見時に確認することは、リノベ計画と同じくらい重要です。
1. 「駅からの道のり」を実測する
- チェックポイント: 間取り図に「我孫子駅 徒歩10分」とあっても、それは80m/分で計算した理論値です。
- 実践: 実際に自分の足で、駅から中古マンションまで歩いてみましょう。坂道はないか、信号の待ち時間はどうか、夜道は暗くないか(街灯はあるか)、人通りはどうか。我孫子の地理を体感することが重要です。
2. 「生活利便施設」の確認
- チェックポイント: 日々の暮らしに欠かせない施設が、現実的な徒歩圏内にあるかを確認します。
- スーパー: 我孫子には複数のスーパーがあります。価格帯や品揃えはどうか。
- コンビニ、ドラッグストア: ちょっとした買い物に。
- 病院、クリニック: 内科や小児科、歯科など。
- 金融機関(銀行・郵便局)
 
- リノベとの関連: リノベで素敵なキッチンを作っても、食材の買い出しが不便ではストレスになります。購入後の生活を具体的にシミュレーションしましょう。
3. 「子育て・教育環境」(該当する場合)
- チェックポイント:
- 公園: 我孫子は手賀沼周辺など公園も豊富です。子どもを遊ばせられる安全な公園が近くにあるか。
- 学区: 指定の小中学校までの距離、通学路の安全性。
- 保育園・幼稚園: 入園のしやすさ(待機児童の状況)なども、我孫子市の情報をチェック。
 
4. 「環境(音・日照・ハザード)」
- チェックポイント:
- 日当たり: 内見は「晴れた日の日中」がベストです。バルコニーの向き(南向き、東向きなど)と、実際にどれくらい日が差し込むかを確認します。リノベ後のリビングの明るさを左右します。
- 周辺の音: 線路(常磐線・成田線)や大きな幹線道路(国道6号線、356号線など)が近くないか。リノベで内窓を設置するとしても、購入前に騒音のレベルを把握しておく必要があります。
- 我孫子市ハザードマップ: 手賀沼が近い我孫子では、購入前に「浸水想定区域」に入っていないか、ハザードマップの確認は必須です。
 
リノベ前提の中古マンション 購入は、「変えられる部分」と「変えられない部分」を冷静に仕分ける作業です。我孫子という土地で、長く快適に暮らせる「変えられない価値」をしっかり見極めましょう。
11. 我孫子で「リノベ前提」の中古マンション購入をプロと相談
我孫子市で「リノベ前提」の中古マンションを購入する際の内見は、通常の物件探しとは全く異なる「専門的な視点」が求められます。
「この壁は抜けるのか(構造)」
「水回りは希望の場所に動かせるか(配管)」
「規約で希望のリノベは許可されているか(管理規約)」
これら「リノベの可否」に関わる重要なポイントは、お客様ご自身で判断するのは非常に困難です。中古マンションの購入を焦って決めてしまい、購入後に「希望のリノベができなかった」という後悔だけは、絶対にしてはなりません。
私たち晃南土地は、長年にわたり我孫子市に根ざし、この地域の中古マンション事情に精通してきた不動産のプロフェッショナルです。我孫子のどのエリアに、どのような特性の中古マンションがあるかを熟知しています。
さらに、私たちは物件を紹介するだけでなく、お客様が「リノベ前提」で購入を検討されていることを踏まえ、リノベの「障害」となり得るポイント(構造、配管、規約)を、内見の段階からプロの目線で厳しくチェックし、アドバイスいたします。
晃南土地は「私たちは中央学院大学指定不動産店です」という信頼を第一に、学生さんのお部屋探しから、ご家族のマイホーム購入、そして我孫子での「中古マンション 購入+リノベ」という賢い選択まで、お客様のあらゆる不動産ニーズにワンストップでお応えします。
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